人前で発表する時って、緊張しているせいなのか、声が小さくなってしまいますよね。
わざと声を小さくしているわけではないのに、「声が小さい!」と怒られるなんて辛くありませんか?
今回は、緊張してしまって声が小さくなってしまうあなたのために、できるだけ声が大きく出せる方法をご紹介します。
声が小さいと言われるってストレスになるよね

学校で日直当番に当たった時など、声を張り上げないといけない時がありますよね。
他のみんなは、どうしてあんなに声が大きく出せるのだろう、と思いませんか?
でも、もしかすると、本当はあなたも他のみんなのような声が出せるかもしれませんよ。
あなたは、「また声が小さいと怒られるかもしれない」と思って、ドキドキしすぎて、それがストレスになっていませんか?
人間って、ストレスや悩み事を抱えていると、本来の力が出し切れないんですよね。
あなたの声が小さい原因は、「声が小さい」ということを心配しすぎて、ストレスになってしまっているからです。
じゃあ、どうするのよ?と思いますよね。
ではこれから、あなたが声が小さいと思うストレスをちょっとずつ取り除いてあげましょう。
声が小さいのが悩み?でもどうして大きな声を出さないといけないの?

あなたが学校の日直などで話さないといけない時、声が小さいと「もう一度やり直し!」と言われてしまうことがありませんか?
声が小さくても、なんとなく雰囲気で伝わっているからいいじゃないの!と思いますよね。
しかし、学校は集団生活を通して色々なことを学んでいく場所なので、大人数に対して代表者は大きな声を出して連絡事項を伝える、というのが基本になってきます。
まぁ、実際には声が小さくても表情やジェスチャーで伝わるので、そんなに大きな声を意識しなくても大丈夫ですよ。
とはいっても、学校は基本に忠実なので、「大きな声を出す」ということが必要になってきます。
例えば、あなたが日直さんの時に理科の授業が突然なくなったとします。
あなたはみんなに伝えなければなりません。
ガヤガヤとうるさい教室の前で、小さい声で話してしまうと「理科の授業があります」といったのか、「理科の授業がありません」といったのかが遠くの人までうまく伝わりません。
大勢でやかましい教室の中で連絡事項を確実に伝えるためにも、ある程度の大きな声は必要です。
ただし、繰り返しますが、実際にはあなたが小さな声で話してしまっても、ちゃんとあなたの表情やジェスチャーで内容は伝わるので、大きな声を出さないと!と必死にならなくても大丈夫ですからね。
声が小さいのは病気じゃないよ!ただ緊張しているだけ!

「この前は声が小さいと怒られてしまったから、今度は大きな声で話そう」と思っても、実際に日直などでみんなの前にたったら、声が思うように出なくなる時ってありますよね。
のどがぎゅっと詰まるような感じや、風邪でのどがイガイガな状態みたいになったりしますよね。
すごく辛くないですか?
でもこれは、あなたがおかしな病気のせいで声が出せなくなっているわけではなくて、単に緊張しているだけなんです。
あなたは人前で発表するたびに、「また声が小さくなってしまうかも」とドキドキしていませんか?
このドキドキと緊張してしまうせいで、ますます声が小さくなってしまっているのかもしれません。
つまり、声が大きくなるように練習して自信をつけて、緊張でドキドキする気持ちを、吹っ飛ばしてあげたらいいのです。
声が小さいのを改善する方法!もう悩まないぞ!

まずは、声が小さいのを改善するためのごく普通のトレーニングから!
ごく普通の方法だけど、小さな声を改善するための効果は十分にあります。
ぜひチャレンジしてみて!
声を出すことに慣れよう!お風呂で練習しよう

お風呂に入っているときに、声を出す練習をしてみましょう。
低い声から高い声まで、発声練習からスピーチの練習までしてみてください。
自分の声、すごくきれいに聞こえませんか?
これが、緊張していない時のあなたの声なんですよ!
家族からは不審がられるかもしれませんが、ちょっとずつでも「声を出す」という練習を続けてみてください。
声を出すということにも、「慣れ」があります。
意識して自分から声を出していくことで、いつの間にか自然にあなた本来のきれいな声が出せるようになりますよ。
普段からあまり話さなかったり、いつも小声で話すあなたは、特に効果を感じられるはずです!
お腹から声を出すと大きな声が出るよ!カラオケボックスで練習しよう

よく言われている、ごく普通の方法ですが、お腹から声を出すことを意識すると、自然に大きな声がでます。
ほら、劇団四季の人たちはお腹から声を出す訓練をめちゃくちゃしてるので、すごい大きくてクリアな声でしょ?
あなたもそこまでは目指す必要はありませんが、お腹から声を出す練習は効果があります。
家で大声を出すのは難しいので、カラオケボックスへ行って、お腹から声を出す練習をしてみましょう。
おすすめは、YouTubeとかで「お腹から声を出す練習」みたいな感じの動画をみて、真似することです。
私も趣味で声楽を習い始めた時、お腹から声を出すってよくわからなかったのですが、YouTubeでいろんな人のレッスン動画をみているうちに、なんとなくコツがつかめてきましたよ。
そして、練習を続けるほど、驚くほど声量がアップしました。
歌う声だけではなくて、話すときの声もクリアに出やすくなったので、YouTubeのレッスン動画はおすすめです。
小さい声でも大丈夫!ゆっくりと話す練習をしてみよう

声が小さいと心配しているあなたは、無意識のうちに早口になってしまっているかもしれません。
小さい声で、さらに早口だと、なかなか聞き取るほうも難しくなってしまいますよね。
まずは、小さい声でいいので、ゆっくりと話す練習をしてみましょう。
ゆっくり話すことで、あなたの表情やジェスチャーをプラスして相手に話を伝えることができるようになるので、声が小さいからと言って怒られることも減るはずです。
大切なのは、あなたの声の大きさではなくて、あなたの人柄です。
ゆったりとした気持ちで、ゆっくりと話せば、大声なんて使わなくても、みんなに伝わりやすいですよ。
コント「日直」

あなたが日直で、みんなの前で話さなければならないとき、ぜひ使ってほしいのが、「コント・日直」です。
心の中で、「コント・日直」とつぶやいてから、日直さんの言葉を話してください。
コントなので、日直らしい演技をすれば大丈夫です。
私は俳優。日本一すばらしい日直の演技をさせていただきます。
という風に、気楽な気持ちでコントをしてみてください。
アホらしいけれど、大人でも効くくらい緊張を解くのに効果的な方法です。
日直が嫌すぎるあなたへ→
声が小さいから怒られる?怒ればいいじゃん

最後に、声が小さいから怒られるかもしれない、といつも緊張しているあなたに一言。
もしも先生から声が小さいから怒られてしまっても、もう気にしない!
だって、あなたは自分が声が小さいのを気にして、声が少しでも大きく出せるように努力しているから。
あなたはえらいです!
よく頑張っています!
だから、誰かが声が小さいことを批判してきても、あなたは気にすることないんです。
今のあなたのままで大丈夫。
しかも、あなたは声を少しでも大きく出そうとがんばっているから、どんどん声が小さいのは改善されているよ。
あなたの声は、どんどんクリアで聞き取りやすくなっていくよ。
繰り返しますが、大切なのはあなたの声の大きさではなくて、優しいあなたの人柄です。
心配しなくても大丈夫です!
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