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不登校の小学生が勉強のやる気がでない?無気力でもできる勉強方法

小学生で不登校となると、親の心配のひとつが勉強の遅れですよね。

 

勉強が分からなくなると、ますます学校に復帰できなくなるのではと焦ってしまい、頑張って勉強させようとするけれど、子供は無気力状態で勉強しようとしない。

 

 

もう、どうしたらいいの!と困ってはいませんか?

 

この記事では、実際に不登校中の小学5年生の息子をもつ私が、最初は無気力だった息子が、少しずつ勉強できるようになった方法をご紹介いたします♪

 

 

不登校初期は勉強よりも心のエネルギー充填を最優先に!

不登校初期のころは、なんとか学校へ行かせようと親もがんばりますよね。

 

もし休んでしまったとしても、勉強が遅れてしまったら復帰できなくなる!という思いから、親はなんとか勉強させようとします。

 

しかし、子供にやる気がなければ、勉強させてもあまり頭には入っていきません。

 

むしろ、勉強によって心のエネルギーが回復するのを妨げてしまっているかもしれません。

 

不登校初期で、小学生の子供に元気がなかったり、目にエネルギーを感じない場合は、無理に勉強させるのはやめましょう。

 

まずはゲームでもいいので、好きなことを思いっきりさせてあげて、心の回復をさせてあげましょう。

 

心が回復してきて、元気を取り戻したら、自然と勉強にも取り組めるようになってきます。

 

勉強のやる気がでない小学生が、遊び感覚で勉強する方法

学校を何日か休んで、心に元気を取り戻してきたようなら、少しずつ勉強に取り組んでもらいましょう。

 

とはいっても、いきなり机に座って勉強しなさい!といっても、まだまだエネルギーは不十分なので、勉強に対するやる気は怒らないはずです。

 

そんな時は、机に向かわなくてもよい勉強方法を試しましょう。

 

例えば、学校で授業を受けていなくても、ネットやゲームを使っていたら、ある程度の漢字は読めるようになっていますよね。

 

そういう子供は、漢字を読む練習が一番気楽に取り組めるのではないでしょうか。

 

具体的に私は、荒野行動というスマホゲームにハマっている息子に対して、こんな問題を読ませてみました。

 

「荒野行動で銃を拾って戦う」

 

小学5年生では「銃」など、まだ習っていない漢字もありますが、普段ネットやゲームをしている子供はスラッと読めるものです。

 

このたった1問の漢字問題でも、「荒野」「行動」「銃」「拾う」「戦う」の5つの漢字を学ぶことができました。

 

こんな風に、子供の興味のある分野の漢字をさらっとノートに書いて見せることで、勉強のやる気のない小学生でも、難なく学習することができます。

 

つまり、勉強!と力を入れないほうが、エネルギーの十分ではない不登校中の小学生にとって、すんなり取り組めるのです。

 

やる気の出ない小学生の勉強方法・1日たった1問だけでもいい

不登校初期の小学生の子供は、親以上に自分が学校へ行けないことを悩んで、自分のことを責めてしまいます。

 

そんな精神状態の中で、勉強のやる気なんて出るわけがないですよね。

 

それは失恋したときに勉強も何もやる気がなくなってしまうのと同じ心理です。

 

繰り返しになりますが、勉強のやる気が出ないときは無理して勉強する必要はありません。

 

でも、勉強が遅れるのも不安、と思っているのは子供も同じです。

 

それなのにエネルギーが足りないからやる気も出ない、という自分でもどうしようもない状態に陥ってしまっているので、そこは親の助け舟!

 

1日たった1問だけでもいいんです。

 

算数でも漢字でも、毎日1問だけでも続けていれば、勉強に関する成長はゼロではありません。

 

もちろん、普通に小学校で勉強している子たちよりは、勉強は遅れてしまいます。

 

それでもやる気が出れば、小学校の勉強なんてすごいスピードで巻き返せるので、やる気のない今は、1日1問の勉強を目標にしましょう。

 

やる気の無くなった無気力な小学5年生の男の子が勉強し始めた体験談

ここからは、私の息子の体験談です!

 

私の小学5年生の息子は、小学4年生の最初から不登校です。

 

不登校初期のころは、学校へ行かされるなら家で1日中勉強していたほうがまし!という感じで、家で1日中勉強していました。

 

しかし、1日中家で勉強するのって、本人も、教える母親もものすごく疲れてしまうんですよね。

 

そんな感じで、わずかに残っていたエネルギーも完全消費してしまった息子は、すごく暗い表情になってしまいました。

 

当然、勉強なんてする気力もありません。

 

もちろん、習い事をする元気もなく、完全無気力状態でした。

 

そんな彼を救ってくれたのは、ゲームでした!

 

最初は現実逃避のためのゲームでしたが、次第にゲーム内で目標ができ、日々目標に向かってがんばるようになりました。

 

母親である私は、ゲームで元気を徐々に取り戻していく息子をみていたので、自由にゲームをさせていました。

 

息子にエネルギーが溜まってきたタイミングで、先ほどお話しした1日1問の漢字学習をはじめました。

 

ゲーム内容とからめた漢字の文章が面白かったらしく、実際には1日10問くらいとりくみました。

 

そんな感じで数か月後には、すっかり家では元気になったので、算数の勉強もはじめました!

 

1日プリント1枚ずつ、続けられるようになりました。

 

こんな感じで、不登校初期のエネルギーのない状態は自由にさせておいて、ある程度元気になったところで、少しずつ勉強を再開していくと、本人もスムーズに学習を再開できるようになりました。

 

 

ほんと、不登校中の勉強はマイペースでいいんですよ♪

 

マイペースでもちゃんと前に進んでいるんですから!

無気力な子供が勉強したのはリヴァイ兵長のおかげでした→

勉強しない不登校の小学生をやる気にさせたのはリヴァイ兵長の声マネ