ママを楽しもう

別室登校という対応のおかげで教室復帰できた小学生の体験談!

子供が不登校気味になってしまったとき、教室へ普通に登校することはできないけれど、別室登校なら何とかできる、という子供もいらっしゃいますよね。

 

だけど、別室登校したからといって教室へ復帰できるのだろうか、と悩んでしまいませんか?

 

そこで今回は、別室登校から徐々に教室へ復帰できた小学4年生の子供の体験談をお話します♪

 

少しでも不登校中の対応の参考になれば嬉しいです!

 

子供が別室登校したいと言うのなら、すぐに学校へ相談をしてみて!

子供が不登校になった時、親としては何としてでも再び学校へ登校させたいと焦ってしまうものです。

 

しかし、今まで頑張りすぎたために教室へ行けなくなってしまった子供が、心のエネルギーを回復させる前に再び教室へ復帰するのはかなり辛いものです。

 

「頑張って学校へ行こう?」と親が声掛けをしたところで、いきなり教室へ復帰するのは難しいでしょう。

 

そういった子供は、教室へ行くのは辛いけれど、誰とも出会わない別室登校なら何とか行けそうという場合があります。

 

もしも子供が別室登校したい、と言い出したら、すぐに学校へ相談してみてください。

 

対応の早い学校なら、別室登校できる教室や保健室登校などを手配してくれるはずです。

 

別室登校でも成績はつくし、出席日数も加算される

私の娘たちの小学校では、たった1日1時間別室登校しただけでも出席日数が加算されていました。

 

さらに1時間だけでも授業を受けたことにより、通信簿にもきちんと成績が評価されていました。

 

完全に学校へ行くことを拒否してしまっている不登校の子供は、出席日数も成績もどうでもいい!と思われるでしょう。

 

しかし、別室登校ならできるかな、くらいの状況の子供の場合は、出席日数や成績がちゃんと評価されていることが励みになる場合もあるので、1日1時間だけでも別室登校できそうなら、頑張ってみるのも自信につながります。

 

別室登校がつらいなら、やめたらいいだけ

不登校気味になってから別室登校を始めたけれど、やはり辛い、しんどい、と思うこともあります。

 

だって別室登校というのは、先生とマンツーマンになってしまう場合が多いからです。

 

ただでさえ、そっとしておいてほしい、と感じている不登校気味の子供にとって、マンツーマン指導は、ちょっとしんどいですよね。

 

とりあえず1日1時間だけでも別室登校を試してみて、やっぱり子供がつらいと感じるならお休みしたらいいのです。

 

お休みしながら別室登校できそうな日に登校するという感じでもいいんですよ。

 

別室登校から教室復帰した小学生の体験談

小学4年生で不登校になった私の娘たちは、1日1時間だけから別室登校を初めて、徐々に登校する時間を増やしながら、最終的に何事もなかったように教室復帰することができました。

 

その時の体験談をお話しますね!

 

教育委員会からの指示で小学校は別室登校の対応をとってくれた

実は、小学4年生の娘たちが不登校気味になった頃から、母親である私は小学校へ別室登校できないかを相談していたのですが、小学校側は「職員を用意できない」という理由で、別室登校の対応をとってくれませんでした。

 

その後、教育委員会から派遣されたスクールカウンセラーと面談した際に、「別室登校ができていれば」と相談したところ、スクールカウンセラーの方から小学校へ別室登校という対応を提案してくださったようで、やっと別室登校できるようになりました。

 

このように別室登校は、母親が相談しても学校側は動いてくれない場合があるので、そんな時は教育委員会のスクールカウンセラーを通した方が、学校側は別室登校の対応をとってくれるようです。

 

別室登校は1日1時間や午前中だけ

私の小学4年生の娘たちは、まずは1日1時間だけの別室登校からスタートしました。

 

最初は、たった1時間の別室登校のために前日の夕方から緊張してドキドキしていました。

 

しかし、だんだんと慣れてきて、1時間目の時間から給食を食べるまで別室登校できるようになりました。

 

別室登校では、先生が授業をしてくれる時間もあるし、先生なしで自習している時間もありました。

 

給食の時間は、図書室の先生や教頭先生が一緒に食べてくれることもあったようです。

 

別室登校中の休み時間に友達が会いに来てくれた

小学4年生の娘たちが別室登校に慣れてきた頃、クラスの友達が休み時間に会いに来てくれました。

 

不登校になってからは友達と遊ぶこともできなかったので、最初は友達と会うのは緊張していたけれど、すぐに楽しく遊べるようになったようです。

 

やはり、友達の影響は大きいのか、休み時間に友達と遊ぶために、早めに別室登校の教室へ行くようになりました。

 

早めに別室登校して、授業の前の休み時間に友達と遊ぶのが楽しかったみたいです。

 

別室登校から1時間だけ教室復帰できるようになった

友達と遊べるようになってからは、教室復帰へのスピードは一気に加速しました。

 

1時間だけ図工の時間や図書室へ行く時間に合流することができるようになりました。

 

やはり、ものすごく緊張していましたが、友達と過ごせる時間が楽しかったと話しています。

 

終業式に朝から教室復帰できた!

教室復帰へのスピードが加速したとはいえ、朝から教室復帰できたのは小学4年生の3学期の終業式の日でした。

 

時間はかかってしまいましたが、勇気を振り絞って教室復帰できたのは、母親の私からみて、「すごい!」と思いました。

 

その後、春休みを挟んでしまったので、小学5年生の始業式の日に登校できるかどうかドキドキしていましたが、なんとか始業式の朝から登校することができました。

 

始業式の日に行けたら、あとは順調!という訳にはいきませんでしたが、なんとか登校を続けられています。

 

不登校を繰り返して、それでも再び復帰した体験談はこちら→

小学生の不登校が再発!繰り返した原因と復帰のきっかけ

 

別室登校から教室復帰できるかも?まずは挑戦してみて!

このように、別室登校から教室復帰できる子供もいるので、不登校中でも別室登校ならできるというのなら、ぜひ1日1時間だけでもトライしてみてください♪

 

もちろん、別室登校もつらいなら、無理しなくても大丈夫です。

 

私の娘たちは別室登校から教室復帰できましたが、息子は別室登校も行けなくなってしまいましたから。笑

 

とりあえず、まずは何でも挑戦してみてくださいね!