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【三つ子の妊娠出産日記6】妊娠後期・命がけ!三つ子出産当日の様子

三つ子妊娠32週目です!多胎妊娠で32週目というと、もう赤ちゃんがいつ産まれてきてくれても大丈夫だといわれる時期でもあります!

 

この記事で書いてあること

・三つ子の赤ちゃんの激しい動き!
・三つ子の帝王切開の日、決定!
 ・妊娠32週目の三つ子胎児の体重!

三つ子の赤ちゃんの動きはさらに痛いよ

 

 

ほっとしながら、産婦人科の先生の診察に呼ばれるのを待っていましたが、なかなか呼ばれない!どうやら、緊急のお産が入ったために診察はしばらく無理とのこと。

 

そうかー!残念!

 

これは、大学病院なので仕方がないことですね!その間も、赤ちゃんたちが激しく動く動く!赤ちゃんたちの元気すぎる動きのせいで、私の腸がねじまがりそうです。

 

さらに、あばら骨も蹴られて痛いっ!

 

他の妊婦さんたちも、赤ちゃん一人の動きでも「あばら痛い~!」と叫んでいるので、普通に一人の赤ちゃんでも、三つ子でも、ママたちの痛みは一緒なんだなぁと笑ってしまいました!

 

三つ子の帝王切開での出産日決定!

 

さてさて、やっと主治医の先生に診察に呼んでもらえました。なんと、三つ子の出産日が決まりました!

 

三つ子の出産は、平均的に35週目だということで、35週目2日に出産予定になりました。もちろん帝王切開です。

妊娠32週目の三つ子胎児の体重!

 

 

そして、妊娠32週目の三つ子の体重は、ひめちゃん1600g、ムスコちゃん1800g、ムスメちゃん1400gでした!

 

3人とも、順調に大きくなっているようです!三つ子妊娠33週目です!

 

この記事で書いてあること

・要注意妊婦!の個室へのまさかの移動!
・帝王切開はアンダーヘアの上
・妊娠33週目の胎児の体重

 

要注意妊婦のための個室へ移動せよ!

三つ子妊娠35週目での帝王切開が決定して、安心していたのもつかの間、突然、個室への移動を言い渡されました!

 

えー!

 

しかも、最も要注意な妊婦さんが収容される、ナースステーション前の個室なのです!

 

なんで、なんでー!

 

と、かなり焦りました。もしかして、昨日の妊婦検診で何か問題があったのだろうか、と、悩みました!この個室には、いつ何があっても迅速な対処ができるように、色々な機器が準備してあります。

 

ドキドキ

 

しかし、何よりも嬉しかったのが、個室にトイレがついてあることです!

 

今までの管理入院期間は、ベッド安静を指示されていたので、トイレへ行くのも大部屋まで、車いすをわざわざ持ってきてもらってトイレまで連れて行ってもらわないとだめでした。

 

忙しい助産師さんを毎回呼ぶのも申し訳なく感じていたので、個室にトイレがあることはとても嬉しかったです!

帝王切開はアンダーヘアの上くらい!

次は、主治医の先生から診察に呼ばれました。そこで、帝王切開の流れについて説明を受けました。

 

私の場合は、ちょうどアンダーヘアの上くらいの位置を縦に10㎝ほど切るとのことです。

 

表面の皮膚を縦に切って、子宮は横に切るらしいです。

 

ほいほい!とりあえず赤ちゃんたちが無事に生まれてくれれば、あとは何でもいいやと思っていたので、手術の流れについては「ほいほい、おっけー」と聞いていました^^;

 

妊娠33週目の三つ子胎児の体重

さて、妊娠33週目での三つ子胎児の体重です。

 

ひめちゃん1700g、ムスコちゃん2000g、ムスメちゃん1600gになっていました!

 

もういつ産まれてきても大丈夫な体重です!35週目での出産までもう少し!

 

みんながんばれ~!妊娠34週目です!

 

この記事で書いてあること

・ウテメリンの副作用と胃もたれ
・食事の主食が変更できること
・人間らしい胎児の動き

 

ウテメリンの副作用と胃もたれ

 

相変わらず、24時間ウテメリンの点滴が続き、副作用の動悸に苦しみますが、点滴のおかげでお腹の張りもそれほどなく赤ちゃんたちもずっと元気に動き続けています!

 

しかし私は、胃がかなり圧迫されているため、胃もたれがずっと続いています。

 

普通は、胃の圧迫とウテメリンの副作用のために食欲がなくなるようですが、私の場合は胃もたれしながらもお腹が空いて仕方がありませんでした。病院食も、時間をかけて少しずつゆっくりと食べています。

主食を変更すると気分転換に!

 

しかしながら、3ヶ月くらい長期間入院していると、病院食も同じメニューが繰り返されて飽きてしまいます。

 

そこでおすすめなのが、主食を変更する方法です。

 

私の場合は大学病院で入院していたので、主食を普通のご飯以外のものに変更することができました。たとえば、うどんやそうめん、おかゆに変更することだって可能です。

 

主食を変更してもらうだけで、かなりの気分転換になりますよ!もしも病院に入院中の方がいらっしゃったら、助産師さんに聞いてみてくださいね!

お腹の赤ちゃんの動きが人間らしい!

ところで赤ちゃんたちは、大きくなってきたためか、お腹の表面に誰かがいることも多くなりました。夜中、お腹に手を当ててみると、赤ちゃんたちの身体や動きがよくわかりました。

 

背骨があって、手を動かし、足を動かし、とても人間らしい動きを感じ取ることができました!

 

そうめんは温かいんだよ!三つ子妊娠35週目に入りました!

 

 

この記事で書いてあること

・手術のための採血と検尿
・胎児の状態の確認エコー
・輸血のための採血
・麻酔の説明
・アンダーヘアの処理
・最後のシャワー
・手術前夜の絶食

 

 

帝王切開の2日前

採血と検尿

 

三つ子の出産の2日前は、朝の6時から、採血と検尿を行いました!帝王切開の前に、母体に問題がないかを確認するためですね!

 

胎児のエコー

そして、妊娠中最後の胎児のエコーをとってもらいました。

 

すると、ひめちゃん1800g、むすこちゃん2200g、ムスメちゃん1600gでした!

 

出産は2日後なので、赤ちゃんたちはほぼこの体重で生まれてきそうです!みんなエコー中も元気に動き回っていますよ^^

 

帝王切開の前日

いよいよ、三つ子の出産が明日となりました!

 

再び採血

 

今日は、輸血を行う時のために、採血を行いました。もしも手術中に大量出血が起こった場合、輸血の必要があるからです。

 

麻酔の説明

 

そして、麻酔科の先生が説明に来てくれました。大学病院なので、麻酔の処置は研修医の先生がしてくれるらしく、ちょっと不安です^^;

 

アンダーヘアの処理

 

さらに、帝王切開の手術のために、アンダーヘアの処理も行いました。アンダーヘアの処理は、子宮頚管縫縮手術のときも行いましたが、今回は剃る場所が違います。

 

帝王切開の場合は、アンダーヘアの上部分を切開するので、アンダーヘアの処理もその部分を行います。妊娠中、アンダーヘアは伸びっぱなしだったので、超恥ずかしかったです^^;

 

大きなお腹で最後のシャワー

 

そして、妊娠中最後のシャワーを浴びました。大きなお腹でシャワーを浴びるのも最後かと思うと、なんだかちょっと寂しくもなりました。

 

しかし、明日赤ちゃんたちと会えるのがとっても楽しみです!

 

前夜の絶食

 

明日の帝王切開に備えて、夜は絶食なので、晩御飯も食べられませんそして、深夜0時からは水分を摂ることも禁止なので、お腹がすきすぎてフラフラしていました。

 

いよいよ明日、三つ子の出産だよ!三つ子妊娠352日目。

 

とうとうやってきました!三つ子の出産当日です。

 

手術室の様子

予定通り、手術時間の午前11時前に、車椅子に乗せられて、担当医の先生と一緒に、手術室へ行きました!

ドキドキ!!

手術室には、たくさんの人がいました。

婦人科の先生2名、小児科の先生2、助産師さん2名、麻酔科の先生、そして研修医、手術室の看護師さん。

他にも ちょろちょろ、みんな忙しそうに動き回っていました。

 

麻酔が痛すぎた!

まず、麻酔科の先生に、麻酔の注射を背中に刺されました。

痛い!!

まるでナイフで後ろから刺されたような痛みを感じました!

どうやら、研修医の先生、失敗したようです

「ごめんよぉ」

と謝罪されました。

そして、しばらくして、麻酔の感覚が、胸下まで効いてきました。

でも、左足の親指は、まだ感覚が残っていました。

三つ子の出産!

あれー、まだ親指動くよー!と思っている中、

第一子、1116分!!

ええーーー!!

手術が始まったのも知らないまま、いつの間にか、ヒメちゃんの、元気な産声が聞こえてきました。

数秒後、ムスコちゃん、

「ムスコちゃん、おしっこしたぁぁ!!」

主治医の先生の声^^;

数秒後、ムスメちゃん!

2分くらいの間に、一気に3人の赤ちゃん達が飛び出してきました!!

とても嬉しかった!!

三つ子たちは、みんな元気に産まれました!!

私は死にかけている!

そして、今度は、私自身^^;

赤ちゃん達が体をふいてもらったり、検査?されている間、私は、胎盤と子宮の処理です。

胃が圧迫されて、ものすごい吐き気が起こってきました。

胸も圧迫されているので、呼吸も苦しいです。

こんな状態の私の横に、赤ちゃん達3人が次々とやってきました!

私は、瀕死状態だったけれど、赤ちゃん達はとってもかわいかったのを覚えています!

そして、赤ちゃん達は、NICUに運ばれ、私の体の処置がまだまだ続きます。

しんどくてたまらない!!

吐き気、呼吸困難、苦しくてたまらない。

子宮の処置が終わったら、

今度は、子宮頚管縫縮手術の時の、シロッカーテープの処理です。

(妊娠中、赤ちゃんと羊水の重みで早産にならないように、子宮の入り口をふさいでいたテープですね)

これが終わった頃から、私のふるえがものすごく、呼吸もさらにしづらい状態になってきました。

ほんとに、苦しかった!!

病室へ移動してからの母体の様子

さらになんと、病室からのお迎えのベッドを間違えられ、別の患者のベッドに乗せられていました^^;

ベッドをまた移動させられたようですが、ほとんど意識がありませんでした。

オーマイ^^;;;

無事、出産は終わり、私は病室に戻されたものの、ふるえがとまりません!

意識ももうろうとしています!

周りの声も聞こえない!

気が付くと、ベテランの助産師さん4,5人に囲まれて、点滴やら何やら、処置されていました。

ずっとふるえて、意識もうろうで自分でも わけがわからない状態になっていましたが、助産師さんが、

「赤ちゃん達は元気に、ミルク飲んでいるよ!」

といってくれたので、安心しました^^

三つ子の帝王切開は、赤ちゃん達がお腹の外に出てからが、ほんとに苦しかったです。

出産後、私は意識もうろう、点滴2つに、おしっこの管もついて、さらに麻酔の管もついて、身動きができません。

この日は、母が病室に泊まってくれて、夜中じゅう、水分を補給させてくれました。

赤ちゃん達は、元気にNICUにいるようです!

私は、吐き気、呼吸困難、震え、一生分の体の辛さを経験した感じでした^^;

しかし、三つ子の赤ちゃんたちが、みんな元気に生まれてきてくれたのは、とても嬉しかったです!

 そのあと、赤ちゃんも元気で、母体の回復も早かったよ!

 これから出産のみんな、応援しているよ!