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【三つ子の妊娠出産日記5】妊娠後期・お腹の中の胎児たちの様子

三つ子妊娠27週目!私は三つ子妊娠25週目から帝王切開での出産のため、管理入院をしていました!この記事では、妊娠27週目の三つ子妊婦の様子をご紹介します!

この記事で書いてあること

・教授回診ってどんなことするの?
・妊娠27週目の三つ子の体重
・ママの腕には点滴の傷跡

 

大学病院の教授回診ってどんなことするの?

 

私は和歌山県立医科大学付属病院で管理入院をしていたので、週に1回は産婦人科の教授による教授回診がありました。

 

教授回診と聞くと、私はどうしても「白い巨塔」の「財前教授の総回診です。」という、なんだか怖そうなイメージを持ってしまいます。

 

しかし、私が経験した教授の総回診は、私のイメージとはまるで違いました!

 

例えば、教授が医学生を引き連れて回診しているときは、教授はニコニコでした。

 

が!!

 

教授は、三つ子妊婦である私のお腹をみて、医学生にこう質問していました。

 

教授「どうしてこんなにお腹が大きいのかわかりますか?」

 

医学生「み、三つ子だから?」

 

教授「そうですね」

 

え!?なんて簡単な質問!!

 

教授は医学生に、このような簡単な質問を投げかけたり、胎児のエコーのやり方を教えたりしていました。

 

私が経験した産婦人科での教授回診は、患者のためではなく、医学生や研修医の実習のために行っているものでした。

 

大学病院だから仕方ないと思うけれど、実習材料にされている感が毎回ものすごくあったので、ちょっと嫌だなぁとも感じてしまいました。

 

妊娠27週目の三つ子胎児の体重

妊娠27週目の産婦人科の先生による検診も、今度は研修医つきでした^^;

 

先生に指導されながら、研修医がエコーを頑張っているのですが、三つ子の胎児のエコーをとるのは難しいようです。

 

しばらくたって、3人の赤ちゃんの体重がわかりました!

 

ひめちゃん1150g、むすこちゃん1210g、むすめちゃん950gでした!

 

3人とも、すごく元気ですが、三つ子胎児は、それぞれのポジションによって栄養をとりやすい場所ととりにくい場所があるようです。

 

一番体重の小さいむすめちゃんは、一番栄養をとりにくい場所にいるみたいで、成長のスピードがどんどん遅くなってきました。

 

元気に動いているけれど、ちょっと心配だなぁ!

 

点滴の針を刺した傷が痛々しい

赤ちゃんたちはとっても元気ですが、ママは相変わらずウテメリンの点滴の副作用に苦しんでいました

 

さらに、24時間点滴を続けているので、数日おきに点滴の針を左右の手に差し替えなければならないのです。

 

私の両腕には、点滴の針跡が、ポツポツと痛々しく残っています。

 

24歳の私には、かなりショックな傷跡でもあり、それ以上に、頑張った勲章でもあります!

 

今も点滴頑張っている妊婦さんいるよね!応援しているよ!

 

 

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感想(44件)

三つ子妊娠29週目です!

妊娠出産のリスクが高いと診断された双子・三つ子の妊婦さんや切迫早産のママでも、妊娠29週目をむかえられると、赤ちゃんも大きくなっているので、とりあえず一安心ですね!

 

しかし、管理入院中の胎児のモニターをとっているときに、突然「陣痛室」へ連れていかれてしまったのには驚きました!

 

その時のエピソードもご紹介します!

三つ子はお腹の中でも民族大移動をするのだ!

 

 

お腹の中は窮屈になったようで、ムスコちゃんがいつも、もぞもぞとした動きをしてくれます!

 

今日は、ママ以外の人に、初めてムスコちゃんのもぞもぞ動作をわかってもらえました!

 

ママが左を向いて寝ると、赤ちゃんたちも左に、右を向いて寝ると、赤ちゃんたちも右に、みんなで移動します!

 

 民族大移動する三つ子!!

 

おもしろい~!!

 

それにしても、24時間ウテメリン点滴が何週間も続いているので、私の体も疲れてきているようです。

 

ウテメリン点滴の量がさらに増える!

今日は、点滴を差している左手がパンパンにむくんでいます。

 

さて、その24時間ウテメリン点滴ですが、とうとう投与量が倍に増えてしまいました!

 

管理入院中なので、いつも夕方に赤ちゃんのモニターをしてもらうのですが、今日は4,5分おきにお腹が張っていて、なかなか治まりませんでした。

 

もう出産!?陣痛室へ連れ出される!

他の妊婦さんたちがモニターを終えて夕食を食べている時間も、まだ私のモニターは続き、とうとう消灯時間になってしまいました!

 

すると、突然、助産師さんが、

 

「トイレに行きましょうか~」

 

といって、私を連れ出しました。

 

 ま、まさか!

 

と思いましたが、私の予感は的中。

 

もしもの時のために、ナースステーション横の陣痛室へ連れていかれてしまいました!

 

※胎児のモニターで要注意!と判断された場合、妊婦さんに不安を与えないように、「トイレに行きましょうか」といって病室の外に出す、ベテラン助産師さんもいらっしゃるのです^^

 

そこで、モニターを続行しました!

 

私は、とにかくお腹が空いてたまりませんでした^^;

 

 

普通、ウテメリンの点滴の量が増えると、その副作用のせいで体がしんどくなり、食欲もなくなることが多いのですが、それ以上に私は、赤ちゃんへの栄養を必要としていたようです^^;

 

結局、夜9時くらいにお腹の張りが落ち着いてきたので、病室に帰ることができました。

 

 よかった^^

 

そして翌日、主治医の先生に診察してもらうと、赤ちゃんたちの体重がわかりました!

 

妊娠29週目で、ひめちゃんとむすこちゃんは1300g、ムスメちゃんは1100gでした!

 

体重の増え方は遅くなっているけれど、順調に成長してくれています!

 

一時はどうなるかと思っちゃったよ♪三つ子妊娠30週目です~!

 

三つ子妊娠30週目は、3人の赤ちゃんたちがお腹の中でぎゅーぎゅーになっているのをすごく感じます!

 

窮屈だろうな―!

 

この記事に書いてあること

・妊娠30週目の三つ子のお腹の中での窮屈な共同生活
・胎児の時の個性は、10歳になっても変わらない

 

妊娠30週目の三つ子は窮屈そうでたまりません!

お腹の中の胎児は一人1500gあるので、ママのお腹はパンパンです!

 

サイズL妊婦さん用のパジャマもボタンがはち切れそうなんですよ^^

 

夜中に動き出す!下のポジションにいる胎児

ところで、お腹の一番下のポジションにいらっしゃるひめちゃんは、夜中になると激しく動き出す傾向があります。

 

おそらく、日中は上にいる2人の赤ちゃんに押されて、窮屈すぎて動けないのだと思います!

 

夜になると、ママがベッドで横になる時間が長いので、「やっほー!」とばかり自由を満喫しているのかもしれません!

 

しかし、あまりにひめちゃんが激しく元気に動き回るので、私の腸がねじまがりそうです!腸といい、膀胱といい、私のあらゆる臓器がコネコネされているような感じです!

 

あまりにくすぐったいので、真夜中に一人で爆笑していました!

 

超デリケートな性格は胎児の時から変わらない

そして、生まれてから超デリケートな性格であるムスコちゃんは、胎児のときから繊細な性格でした!

 

毎日、夕方の胎児のモニター時間が近づくと、じっと動かなくなるのです!

 

現在10歳のムスコちゃんが、家庭訪問の時間まで、緊張して動かなくなるのと同じように、胎児のときも緊張して待ち構えていたようです!

 

元気いっぱいの胎児は生まれてからも元気いっぱい!

さらに、生まれてから一番元気の良いムスメちゃんは、胎児のときから一番元気がいっぱいでした!

 

あまりに元気すぎて、ママのお腹から飛び出していることも多いです^^;

 

このように、胎児のときの性格と生まれてからの性格って、変わっていないんですよね。

 

現在三つ子は10歳ですが、妊娠中の日記を読み返していると、3人の胎児の個性や動きが10歳の今とほぼ同じなので、笑ってしまいました!

 

性格は生まれる前から決まっているのかもね

ウテメリンの点滴とは

ウテメリンは、切迫早産と診断された場合に使用されるお薬です。

子宮が収縮するのを抑制する働きがあります。

 

お腹が張るってどういうこと?

妊婦さんのお腹の張りとは、普段は柔らかいお腹が、キューっとなってカチコチに硬くなってしまうことです。

子宮が収縮して、赤ちゃんを押し出そうとしてしまうため、

あまりにお腹の張りがひどいと心配です。

 

妊婦さんのお腹の張りを抑えるために使用するのが、ウテメリンの点滴です。

 

ウテメリンの副作用とは?

ウテメリンの点滴は、お腹の張りを防ぎ、赤ちゃんをできるだけ長くお腹の中にいさせてあげるためには必要な薬です。

 

しかし、ウテメリンには副作用もあります。

 

三つ子を妊娠中の私は、25週目から出産まで、1日24時間ウテメリンの点滴を行っていました。

 

三つ子妊娠の際のウテメリン点滴の副作用は、このような感じです。

 

・呼吸が辛い

 

まるで、マラソンをしているときのような息苦しさが24時間ノンストップで続きます。

とくに点滴の薬の量が増えたときなどは、常にぜーぜー、はーはーと、辛い状態が続きました。

身体が慣れるまで、何もできない状態が続いたのですが、慣れてくれば、苦しさからは多少解消されました。

 

・針の跡だらけ

 

24時間点滴をしていたので、針を何度も差し替える必要がありました。

腕は、針の跡のポツポツだらけで痛々しかったです。

 

ウテメリンの副作用は辛いけれど

ウテメリンの点滴を投与し始めた頃は、ものすごく辛いかもしれません。

 

しかし救いは、身体は慣れる!ということです。

 

数時間耐えれば、いつの間にか体は順応して、

点滴の副作用もそれほど感じなくなるでしょう。

 

私の経験上、24時間マラソンを走り続けているくらいの辛さはありましたが、

慣れれば普通に呼吸もできるようになりました。

 

ウテメリンの副作用まとめ

・副作用は辛い

 

・でも、身体は慣れる

 

 

三つ子を妊娠出産した私の場合は、ウテメリンの薬の量は、投与できる最大量にまでアップしました。

薬の量が増えるたびに、呼吸が苦しく、辛い思いもしましたが、赤ちゃんたちのためにがんばる!と思い、乗り切りました。

 

しかし、ウテメリンの副作用にも身体は慣れることができるので、身構えるほどではありません。

 

むしろ、点滴の副作用よりも、管理入院のストレスの方が心配です。

 

私のウテメリンの副作用に関する日記

 


三つ子出産に向けて、

管理入院中!

10月2日

30w0d
今日は、朝も夕方も

お腹は張っていなかった。

ウテメリン点滴の量が、maxなので、

顔がほてって、しんどい!


 

 

三つ子妊娠25週目から、帝王切開での出産までの間、大学病院で管理入院を続けています。

 

そして、三つ子妊娠31週目になりました!

 

この記事で書いてあること

 

・はじめてウテメリンの点滴の量が減る!
・NICUの小さい赤ちゃんに感動!
・はじめてのおむつ替えと沐浴の練習

 

心が安定したので、ウテメリンの量が減りました

妊娠26週目からウテメリンの24時間点滴がはじまり、量が増えるたびに点滴の副作用で苦しんできました^^;

 

しかし!

妊娠31週目になり、はじめて点滴の量が下がったのです!

 

しばらく、ウテメリンは40ml/hでした。

 

ウテメリンの副作用で、私は24時間マラソンを続けているような、ぜーぜーが続き、心拍数も120くらいだったので、じっとしているだけでも大変な状態でした!

 

そんな辛いウテメリン点滴の量が35ml/hに下がりました!

たった5ml減っただけでも、身体はすごく楽に感じられます!

 

お腹の張りって、ママの精神状態も大きく影響するようです。

 

私の場合は、妊娠31週目になり、赤ちゃんも大きくなってくれたことから安心できたことで、精神的に落ち着いたようです。

 

そのため、ウテメリンの量を減らしても大丈夫になったのだと考えられます^^

 

だから、長い管理入院生活で大変な方も、できるだけリラックスできる方法を探してみてくださし!

 

ママの気持ちが落ち着くと、きっと身体の調子もよくなってくるはずです!

 

胎児の「押し!」の力が凄すぎる!

さてさて、妊娠31週目は赤ちゃんたち一人一人が大きくなったので、お腹がグングンと押されています。

 

特に、一番下のポジションにいるひめちゃんも「押し!」がすごくて、私の膀胱が常にコネコネされている感じで、くすぐったいですーー;

 

小さい赤ちゃんがNICUで頑張っている

私は一人1800gあるかないかくらいの三つ子の出産なので、赤ちゃんたちは生まれてすぐにNICUに入ることになります。

 

そのため、NICUのスタッフさんが、NICUの説明に来てくれました!

 

NICUの赤ちゃんのお部屋の写真を見せてくれたのですが、とても小さい赤ちゃんたちが、ケースの中で頑張っている姿をみると、とても感動しました。

 

みんな頑張って生きている!

 

赤ちゃんたちもとっても頑張っているので、今の私は、できるだけお腹の中で赤ちゃんたちを大きく育ててあげよう!と深く思いました!

 

人形重いっ!新米ママのはじめての沐浴

そのあと、助産師さんが人形を使った「おむつ替え」の方法と、「沐浴」の仕方を教えてくれました。

 

赤ちゃんを抱っこしたことのない私は、人形のずっしり感にびっくりしました!

 

赤ちゃんってこんなに大きいんだー!