🕯 物語とプロモーションの話

SNSに、ほんの少しの魔法を。キャラクターの時間をともに生きるということ

こんにちは。

紫月探偵事務所という小さなYouTubeチャンネルを運営しているRIHOと申します。

このチャンネルは、

ヴァンパイア探偵のレインさんと、助手のそら君が

ほんの少し不器用に、けれど誰かを想う気持ちを大切にしながら

静かに紡いでいく、そんな物語の場所です。

けれどこれは、ただの物語ではありません。


「伝える」より「感じてもらう」SNS

私が大切にしているのは、

作品の世界に触れたときに、誰かの心が

ふと揺れるような瞬間をつくることです。

たとえば、動画公開の数日前。

キャラクターのひとことをSNSに投稿するだけで、

“予告”ではなく“心の余韻”が生まれます。

「言葉にしない想いほど、ふたりの間に静かに積もっていく。

──あの夜のことは、そら君が覚えてる限り、俺も忘れないと思うよ。」

そんな静かな投稿が、

やがて物語への入り口になり、

視聴者は「いつのまにか、キャラクターと時間を過ごしていた」と感じるのです。


SNSが、もう一つの舞台になる

この演出は、ただの告知ではありません。

・動画の登場人物たちが、まるで現実に存在しているかのように

・時間の流れを共有しながら、言葉を届けることで

・視聴者は「物語の一部」として、SNS投稿を受け取る

──そうすることで、

「お知らせ」は「感情の体験」へと変わります。


そして“好き”は、やがて世界観へとつながる

紫月探偵事務所では、

このSNS演出を入り口に、紅茶やハンドメイドのアイテムへと

そっと物語の橋をかけています。

たとえば、物語に登場する紅茶を実際に販売したり、

キャラクターとお揃いの指輪やイヤリングを展開したり。

視聴者が「この世界が好き」と思ってくれたとき、

その気持ちは自然と、商品への愛着へとつながります。

売り込まなくてもいい。

“好き”が生まれれば、モノは“意味のある存在”になるから。


プロモーションに迷っているあなたへ

拡散やフォロワー数にとらわれず、

「誰かの心に残る投稿って、どんなものだろう」

そう考える時間があってもいいと思うんです。

届けたいのは、情報ではなく体験

クリックされることではなく、感じてもらえること。

私はこの方法で、

少しずつですが「物語からファンが生まれ、商品につながる仕組み」を築いています。

もし、あなたのブランドやサービスにも、

「伝えたい想い」や「大切にしたい世界観」があるなら──

その想いを、そっと物語に乗せて届けてみませんか。


最後に

今回のプロモーション設計の詳細や、SNS投稿の流れ、

実際にファンが紅茶やアクセサリーを手に取ってくださった経緯は、

展示会でもお話しています。

もしご興味を持っていただけたら、

気軽に声をかけていただけると嬉しいです。

あなたの世界にも、やさしい物語が流れますように。

──RIHO