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ワーママが何もしたくない時は休息と栄養が不足しているかも!

仕事に子育てにと、忙しく毎日を過ごしているワーママ。時には「何もしたくない」と感じることもあると思います。

私も同じです!

家族のために頑張って仕事をしているけれど、ふと、「何もしたくない、休みたい」と思うことはしょっちゅう!

そこで、この記事では、メンタルが疲れやすい私の経験を元にワーママが何もしたくない時に意識した方が良いことをお話しします。

「やらなければならない」という思考とサヨナラ

まずはワーママだからやらなければいけないと言う思考を変えた方が良いでしょう。

ワーママに限らず、誰でもやらなければいけないと言う思考状態が続くと、やらなければいけないことがどんどんやってきます。

やることが多く、いつも時間に追われる理由はやらなければいけない思考が先行しているからです。

なので、まずは今やりたいことを優先させてみましょう

人はやりたいことをやると、気力が湧いてきて、モチベーションも高まってきます。

やらなければいけないことは気力もモチベーションも失せてしまいます。

同じ体力があっても、気持ち次第で行動に大きな差が出てしまいます。

どうせ動くならば、できるだけ快適にサクサクやっていきたいものです。

ワーママだからこそ「休む」を意識して

もし、今自分のやりたいことが少し休むことであれば、短い時間でも良いので休憩を取るようにしましょう。

1分1秒を争うような状態でなければ、5分程度休むだけで、ずいぶんと心身の状態は変わってきます

また、普段はどうしても下を向く、動作が多くなってしまうもの。

忙しさに追われていると、さらに呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸が浅くなると、気分も良くないですし、気力も無くなってしまうでしょう。

何か楽しいことが待っている時は、気分が良いですし、モチベーションも高まります。

休日に朝早く起きなければ行けない時でも、楽しいレジャーなどが待っているようなときは、起きるのがそれほど苦にはならないことにも似ていますよね。

何もしたくない時は心身が疲れている時なので、無理をせずに、数分でも良いので休むようにしましょう

好きな飲み物を飲みながら、空をボーっと眺めるだけでも、良い気分転換になり、これから行うことへの意力が湧きやすくなります。

また、良い解決策も浮かびやすくなりますし、お母さんだけが無理をする必要が無いことも分かってくるでしょう。

何もしたくない時は「スマホ」に注意

また、休憩時間にスマホ等を見る習慣がある方も多いはず。

確かにそれも良い気分転換にはなると思いますが、場合によってはさらに眼精疲労などが高まってしまうこともあります。

何もしたくないと言う状態は疲労の他、自律神経の乱れから来ている可能性も。

特に首回りや肩などが凝っていることが原因で、そういう状態になってしまうこともあります。

ずっと頑張り続けるのは無理ですし、ワーママでも休むことは大切です。

むしろ、ワーママだからこそ、家族のためにもできるだけ心身の健康を維持していきたいもの。

まずは自分の心身をいたわることを優先し、できないからと自分を責めないようにしましょう。

疲れを溜めないためにも、短い時間でも良いので、自分のための時間を作り、こまめに休むことも大切ですよ。

「何もしたくない」と感じているワーママのための栄養学

「何もしたくない」と感じる時、「もしかして、私が甘えているだけ?怠けているの?」と自分を責めてしまう人もいるでしょう。

しかし、あなたは甘えているわけでも、怠けているわけでもありません。

もしかすると、栄養不足である可能性があります。

ママ大丈夫?栄養不足になっているかも!

最近になって、たんぱく質の摂取が重要であるという認識が広まり、高たんぱくを掲げた製品を購入されるママさんも増えてきていますよね。

しかしながら、実はそれでも、まだたんぱく質不足である女性は多いのです。

例えば、

朝食にトーストとスムージー、お昼は手作りお弁当、夕食は家族でご飯に焼き魚。

一見健康的そうに見えるこういったメニューでは、たんぱく質を必要量摂ることができません。

産後ママは特に栄養不良の可能性が

健康な方でも1日に必要なたんぱく質は体重1キロあたり1グラムと言われます。

体重50キロの女性なら50グラムです。

妊娠授乳期であればその2倍くらいは必要です。

赤ちゃんに栄養の半分を与えなければなりませんからね!

授乳期が終わっても、実はたんぱく質不足は続きます。

ほとんどのママさんが妊娠授乳期に十分なたんぱく質を摂れていないため、体が栄養失調の状態になっているためです。

そのため、授乳が終ってからもたくさんのたんぱく質が必要です。

たんぱく質不足はホルモンの生産能力を下げ、セロトニンやドーパミンといった元気に過ごすのに不可欠なホルモンが減少し、心にまで悪影響を及ぼします。

不調を感じる方には、体重1キロあたり1.5~2gのたんぱく質が必要です。

先の例でいえば、

トーストとスムージーではおよそ10g、お弁当のウインナーや卵焼きで10g、焼き魚の切り身2枚で15グラム。

合わせて35gにしかなりません。

たんぱく質10g入りのプロテインバーを足しても45gで、健康な人の必要量すら満たせないのです。

ママ自身の食事はちゃんと摂ってる?

子供の栄養面はしっかり考えていても、自分の栄養面は疎かにしてしまっているママは多いもの。

特にワーママのみなさんは毎日時間に追われ、自分の食事は簡単に済ませてしまいがちです。

菓子パンやうどんなど、さっと食べられるものにはほとんどたんぱく質が入っていません。

疲れているから簡単なもので済ませ、ますますたんぱく質不足になり、体の回復力やホルモン分泌力が低下、ますます疲れて動けなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

さらに、たんぱく質不足は消化力低下をも招くので、次第に肉や卵などが食べられなくなってしまいます。

「お肉はお腹を壊すから」と敬遠している女性は、高い確率でたんぱく質不足です。

「何もしたくない」気持ちは鉄分不足が原因かも!

さらにもうひとつ重要な栄養としては鉄分があげられます。

妊娠によって体内の鉄分量は激減します。

女性はただでさえ月経による鉄分の喪失があり、そこに出産による鉄分減少が加わると、体は致命的な鉄分不足に陥ります。

実はアメリカの基準に照らすと、日本人女性の98%は鉄不足なのです。

日本は鉄不足への認識が甘く、欧米で行われている鉄分不足対策(穀物への鉄分添加の義務化など)が全く行われていません。

しかし医師はあくまで海外の教科書で勉強しているので、「鉄不足は稀」という間違った認識で治療にあたっています。

鉄は体の様々な機能に影響します。

鉄不足ではエネルギー生産がうまく行かず、またホルモンにもダメージを与えます。

「何もしたくない」という気持ちは、実は体が鉄やたんぱく質が不足していることを訴えるサインだったのです。

ママの身体にも栄養をたっぷりあげよう

たんぱく質は、胃が弱っている方は急には増やせないものです。

粉末プロテインでも、卵でも、たんぱく質配合のお菓子でもいいので、少しずつ増やしていってください。

鉄分のサプリも急に摂ると胃がムカムカすることもあるので、少しずつ始めましょう。

オススメはホエイプロテインとフェリチン鉄です。

過剰摂取の心配はほとんどありません。

毒になるほどは腸が吸収しないからです。

どちらもネット通販なら安価で手に入ります。

プロテイン初心者の人は、チョコレート系の味が飲みやすいですよ。

私が飲みやすいなぁって感じるホエイプロテインはこちらです↓

また、私がやる気の起きない時に飲んでいるのが「女子のおまもりサプリ フェリチン鉄」です。

少しお値段は高いですが、数日飲み続けると顔色が良くなってくるので、効果はあると感じています↓

 

自分を責めないで!ワーママだって休んでいい

「何もしたくない」と思うのは、周りから怠け者のように思われて辛いでしょう。

自分を責めたくなることもあるかもしれません。

でも、毎日頑張っているあなたは決して悪くありません。

ただ少し、休息と栄養が足りないだけです。

あえて断言します。

働くママさんは全員、休息と栄養不足です。

子供を生んで、育てて、仕事をしていくことはそれくらいたくさんのエネルギーを使ってしまうものなのです。

「気の持ちようだ!」と自分を励ます前に、まずは自分自身の過ごし方や食事を見直してみましょう。

あなたが健康でいることが、大切な人のためにしてあげられる一番のお仕事なのですから!