中学生を楽しもう

人の目を気にしないで自分らしく生きる方法:自信を持って生きよう

人の目を気にすることは悪いことではありません。
でも、人の目を気にするクセがあると、何だか自分らしく生きられない気がして辛いですよね。
こちらの記事では、そんなあなたに向けて、人の目を気にしないで生きるためのコツをご紹介します。

人の目が気になってしまう理由

そもそも、他の人たちは明るく元気に振舞っているのに、どうして自分だけが人の目を気にしてビクビクしてしまうのでしょうか。
まずは、人の目を気になる理由をお話ししますので、自分の性格やクセを把握するきっかけにしてみてくださいね。

人から良く見られたいと思っているから

誰でも「ダサいと思われるより、普通、カッコいいと思われたい。」
誰だって「バカと思われるより、普通、頭がいいと思われたい。」
そして、多くの人は「もしくは良い人思われたい。」という自然の願いがあります。
だから、自然と周囲の目を気にしてしまうのです。
つまり、人は平均並みかそれ以上の評価が欲しいのです。
その評価が良いものであればあるほど、それは自尊心にも繋がります。

他の人のペースに合わせようとするから

日本人の一つの傾向ですが、誰かと合わせたがる、みんながやっているからという後押しが欲しい傾向があります。
例えば、学生の図工や美術の時間の時、誰かが絵を描き始めると、みんながそれにつられて絵を描き始めますよね。
友達と買い物に行った時だって、自分は買いたいものが決まっているのに友達がまだ選んでいると自分も商品を持ったまま精算しません。
友達と同時に精算したいのです。
要するに、「みんなと同じタイミングで同じ事をしたい。」という傾向が人の目を気にするようにさせてしまいます。

他人と良い関係を築くため

他人との関係を考慮するために、人の目を気にしてしまうことは少なくありません。
人の目を気にしてしまう人の多くは頑張り屋さんなので、他の人とのバランスを考えて人に気に入られようと努力します。
そうすることによって他の人との摩擦を生じさせす、良い関係を構築することができるわけです。
しかし、残念ながら、自分と違うもの、とりわけ変わっているものを排除、もしくは拒絶する傾向の人もいます。
それが、いじめに繋がります。
誰もが、そのようないじめや拒絶を避けるために、人の目を気にして他の人に受け入れられる自分を作り上げる事があります。

人の目を気にすることのデメリット

周りの目を気にすること自体は悪いことではないですよね。
しかし、過剰に人の目を意識しすぎると、ちょっと厄介なことが怒ってしまいます。
ここからは、人の目を気にするデメリットをお話ししますので、自分が「周囲の目」に振り回されていないか考えてみてくださいね。

他人から良い評価を得るために頑張りすぎてしまう

人の目を気にして人の評価に一喜一憂してしまうなら、それだけが自分の心を支配しているかもしれません。
もちろん、他人の評価は自分をより良くする上で参考になります。
しかし、それが全てではないはずです。
他人の評価が良いものであるなら、それはそれで良し!
でも、悪い評価を聞いてしまった場合、それだけで自分はダメな人間だと思ってしまうことも。
その結果、大切な自尊心を失ってしまいます。
また、そのような評価を得る、もしくは取り戻すためだけに時間を費やして、本来自分の為の時間が他の人の評価の向上だけに使うことにもなりかねません。
他人からの評価のために、貴重な24時間を費やしてしまうのは、ちょっと悲しいですよね。

周囲に左右されて自分らしさが失われてしまう

自分らしさが失われるのが最大のデメリットともいえるでしょう。
人の目、もしくは人の評価だけを参考にしてしまったら、自分の好みや価値観が左右されたり、最悪失われてしまいます。
例えば、人の目を気にして、人が好むファッション、流行に乗っかるとするならだんだん自分の好みとはかけ離れたもので自分をコーディネートすることになりますよね。
それは自分のセンス、ファッションが自分で決めたものではなく周囲が決めたものとなり、だんだん自分で何もかも判断することができなくなってしまうからです。

目立たないので評価も得にくくなる

人の目を気にしすぎると、他の人と違うことが出来なくなってしまいますよね。
もちろん、誰でも変わった事をすると大抵、奇異の目で見られるかもしれません。
しかし、それは別に悪いことではありません。
みんなと横並びに行うと、奇異の目では見られませんが、みんなと同じという個性の無い評価になります。
つまり、「悪くもないけど、良くもない」ということになり、周囲の人から注目されることはないでしょう。
人の目を気にしない人は、良い意味でも悪い意味でも注目されます。
でも、そんな人の方が自分らしさを持っているので実は愛されていたり、高い評価を得ている事もあり得るのです。

人の目を気にしない方法

せっかく生きるなら、人の目を気にしすぎずに自分らしく過ごしたいもの。ここからは、人の目を気にしなくなる方法を紹介します。他人を意識しすぎて辛い、と感じているなら、人の目を気にしないように意識してみましょう。

人と違っていて当たり前と思う

良い意味でも、悪い意味でも、「人と自分は違うという認識を持つ」ことが大事。
「人の目は気にするな」と言われても、やっぱり難しいですよね。
人は違っていて当たり前で、それが個性です。
だから、人と違う点があって当たり前なのです。
しかし、私たちはつい、クセのように人と自分を比べてしまいます。
そして多くの場合、自分に不足している部分を見つけてしまい、自分に自信を失ってしまいます。
でも、他人にあって自分に無いものを求めたって、手に入れることは難しいでしょう。
それが個性なのだから。
「違っていて当たり前」という考え方を持つことが大切ですよ。

他人が言うこと全てが正しいとは限らない

他の人の目、評価が常に正しいとは限らないと考えておきましょう。
他の人の目を気にする人は、「他の人の評価が正しい」と思い込んでいる傾向があります。でも、人間の評価ってそこまで完全なものはありません。
場合によっては大多数の意見であっても、正しく無い場合だってあります。
例えば、友達の誰かが自分に対してなにか良くない事を言っていたとします。
でもそれは、真実でしょうか?
その友達が言ったことを、人を介して伝言ゲームのように間違って広められていることってありませんか?
また、その友達は本当に自分に対して言いましたか?
その友達の言葉の真意を知っていますか?
このように、情報は正確に伝わらない事がほとんどです。
だから、情報全てを鵜呑みにしないことが大切。
このような「周囲が全て正しいわけではない。」と思うと、過度に周囲の目を気にしなくなれますよ。

自信をもって自分らしさを意識する

自尊心をもって行動しましょう。
自分を好きすぎるのは少しめんどくさい人と思われることもありますが、ある程度バランスの取れた見方をして自分に自信を持つこと自分に好意をは非常に大切です。
自分に自信を持っていれば、人と比べたり、人の目を過度に気にすることはありません。
そして、自分自身の行動に喜びや楽しさを持つことができます。
また、「普通とか常識、当たり前」という言葉に流されないようにするのも大切です。
今の社会は、「普通とか常識、当たり前」という言葉から基準が決められ、人を判断します。
そのため、自分に自信がなければ、人の目を過剰に気にしてしまいます。
ある程度の秩序、基準は必要です。
しかし、そのような普通や当たり前を意識し過ぎないようにすれば、私たちは自分らしさを発揮できるようになりますよ。

人の目を気にしすぎないで自分らしく生きよう

「人の目を気にしすぎたらダメ。」と、人から言われても、無意識に周囲を気にしてしまいますよね。
人の目を気にして誠実に生きることは必要ですが、過剰に意識しすぎてしまうのは禁物。
周囲を意識しすぎると、自分を押し殺してしまい、自分らしさが発揮できなくなってしまいます。
この記事でご紹介した、「人の目を気にしない方法」を参考に、自分らしく前向きに過ごすことを意識してみてください。
あなたは自分が思っているよりも、ずっと素敵な人です。
他人にビクビクして生きる毎日を脱出するために、自分の長所を発揮できるように努力してみませんか?