なーんとなく理由はないけれど、「学校休みたい」って思うこと、ありますよね。
そんな時、親に「学校休みたい」と話したら休ませてくれますか?
もしかすると、「そうなの、学校へ電話しておくね」と味方になってくれる親もいるかもしれませんが、大抵の親は「何言ってるの?さっさと行きなさい!」と言ってくるのではないでしょうか?
そこで、この記事では、「1日だけ学校を休みたい」場合に親を説得する方法や、学校を休んだのに、やっぱり学校が辛い時の対処法を解説します!
「学校休みたい」と思った時の対処法

そもそも、学校は無理してまで行くところではありません。
「ちょっと頑張ったら行ける」くらいだったら登校すればいいし、「学校行きたくない、吐きそう」なくらい辛かったら、むしろ休んでください。
あなたが「学校休みたい」と少しでも思っている時点で、あなたの心はSOSを出しています。
もしも「学校は行かないと!」と無理して登校し続けたら、自分でも気づかないうちに心が疲れ果ててしまいます。
そうなったら、今まで楽しかったはずの友達との交流も、ゲームもやる気をすっかり無くしてしまいます。
「なんで自分は生きているんだろう」そう思いながら、人形のように過ごすのはイヤですよね。
学校を1日休むくらい、どうってことありません。
授業もそれほど進んでいないし、同級生も気にもしていないでしょう。
「学校休みたい」って親に伝える方法

厳しい親ほど、「あのぉ、学校休みたいんだけどぉ」と伝えるのは緊張しますよね。
そこで、厳しい親も説得できるような伝え方を紹介します。
頭痛で吐き気もするから学校休みたい

頭痛の程度って、他の人からは分かりませんよね。
だから、熱が出ていない時は「頭痛がする」というのがおすすめです。
でも、ただ「頭痛がする」だけだと、「頭痛薬飲んでおきなさい」と言われるだけです。
そこで、「頭痛がするから吐き気がしてしんどい」と訴えましょう。
親も、「頭痛がひどくて吐き気がする、しんどいよぉ」と子供が言えば、「学校休んで寝ておきなさい」と言ってくれるはずです。
友達関係で辛いから学校休んで考えたい

「友達関係で辛いから、学校休みたい」と親に言うと、きっと「だったら学校に行かないと何も解決しないでしょ?」と言われるでしょう。
そんなの自分でも分かっていますよね。それなのに心がしんどくて休みたいんですよね。
それなら正直に、「友達関係で辛くて、今日は行く勇気が出ない、1日休んで考えたい。」と親に話してみましょう。
だから、「1日心を落ち着かせたら、頑張って行ってみる」と伝えてみましょう。
テスト前で家で勉強したいから学校休みたい

これは中間テストや期末テスト前に使える理由です。
というより、実際テスト前に学校を休んで勉強している子は多いので、この理由で学校を休むことは問題ありません。
テストのために勉強したいから学校を休みたい時は、素直に「テスト前だから家で勉強したい」と伝えましょう。
すると親は、「熱を出してしまって」という風に上手に学校へ連絡してくれるはずです。
また、別にテスト勉強するために学校を休みたいわけではない場合でも、この理由は結構使えます。
学校を休ませてもらったら、机に向かってみたり図書館へ出かけてみたり、きちんと勉強してますアピールをしましょうね。
親が学校を休ませてくれない時の対処法

どれだけ「学校が辛い、休みたい」と話しても、休ませてくれない親もいるでしょう。
そんな時は、思い切って制服に着替えて学校へ行ってしまいましょう。
保健室は、教室へ行きにくい子が訪れても良い場所なので、先生は無理に教室へ連れていったりはしません。
保健室で授業が終わるまで自習することだってできます。
学校を休みたい時は、親や先生を味方につけよう

「学校をどうしても休みたい」と思うことは誰だってあります。
一人でクヨクヨ悩んでいても、どんどん気持ちが暗くなってしまうので、学校を休みたい時は思い切って誰かに相談しましょう。
「なんかしんどくて、学校を休みたい」と辛そうな顔で伝えたら、親は話を聞いてくれるはずです。
もしも親が「甘えるんじゃない!学校へ行け!」というようなタイプだったら、親以外の大人に相談しましょう。
学校の先生や保健室の先生、スクールカウンセラーでも構いません。
学校を休んだ後の対処法

学校を1日2日休むくらい、何ともありません。
同級生は「風邪だったのかな」と思う程度です。
だから、学校へ復帰した時も変な演技をする必要はありません。
ただ、「体調が悪くて。」と伝えれば大丈夫です。
1日だけ学校を休んだ後も、やはり辛かったら

「学校を休みたい」と言って1日休んだものの、やはり学校へ行くのが辛い時ってありますよね。
正直なところ、1~3日休むくらいなら「風邪だった。体調悪かった。」で通用します。
しかし、しっかり休んだはずなのに、学校へ行きたくないという状態が続くなら、心が大声でSOSを叫んでいる状態です。
「学校が辛い、休みたい」という心が何日か続くなら、無理して行かないのがベスト。
そんな時は、自分の状況を親や先生などに相談してみてください。
それでも無理な場合は、小学校・中学校なら自治体の通級指導教室や高校なら通信制高校への転入など、なんだって方法はあります。
もしくは、しばらく学校を休んだら気持ちが吹っ切れて学校へ戻れる場合もあります。
とにかく、「学校を休みたい、学校が辛い」場合は、色々と対処法があるので、一人で悩まないで誰かに相談してください。
学校を休みたい気持ちが少し軽くなる心得

学校を休みたい時、あなたの心はきっと疲れています。
でも、「少し頑張れば行けるかな」と思うなら、勇気を出して登校してみたら意外と大丈夫なんてことも。
もし「学校を休みたいけれど、頑張っていかなくちゃ」と思うなら、自分の心を意識的に楽にしてあげましょう。
学校へただ行ければそれで良し

とりあえず学校は、「行ける」だけで十分です。
別に予習復習を完璧にして、授業中に手を上げる必要もありません。
ただ席に座っていれば大丈夫。
辛くなったら早退すればいい

それに、学校へ行ったけれど途中で辛くなってしまったら、早退すればいいんです。
「しんどい」って先生に伝えて保健室へ行って、帰らせてもらいましょう。
卒業するまでの付き合い

同級生とは卒業するまでの付き合いです。
イヤな感じの同級生がいたって、会うのは学校にいる時だけで、卒業してしまえば二度と会うこともないでしょう。
だから、同級生から何と思われようが大丈夫。
卒業するまでの付き合いってこと。
「学校を休みたい」なら休んだらいい

学校を休みたい理由は人それぞれです。
給食がイヤだったり、日直がイヤだったり、もしくは体育の授業がイヤだったり。
親が分かってくれない人だったら、「頭痛で吐き気がする」とか「友達関係で辛いから1日考えたい」など、深刻な表情で伝えてください。
それでもダメなら保健室登校がおすすめです。
親や先生など、どこかにあなたの気持ちを分かってくれる人がいるはずです。