中学生になると、LINEだけじゃなくてTwitter(ツイッター)を使い始める子が多くなりますよね。
「そろそろTwitter、やってみようかな」と思っている人も多いのでは?
でも実は、Twitterには注意しないといけないことや、危険なこともあります。
そこで、この記事では、中学生が安全にTwitterを利用する方法を解説します。
Twitterの危険性も紹介するので、危ない目に合わないように読んでおいてくださいね。
中学生でTwitterを始める子が多い理由
『Twitter(ツイッター)』とは、Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)と同じように、SNSのひとつです。
Twitterを使うと、文字や絵文字、写真や画像を使って、自分のつぶやきを世界に発信できます。
まずは、どうして中学生からTwitterを始める子が多いのか、お話します。
中学生がTwitterを使うと何ができるの?
中学生になってTwitterを始める子が多い理由の1つは、友達同士で投稿に「いいね!」しあえるからです。
自分がTwitterに投稿した【つぶやき】や【写真】に「いいね!」がつくと何だか嬉しくなりますよね。
それに、学校とは違う友達の一面を見られるのもTwitterのいいところ。
そんなに仲が良くなかった友達でも、共通する趣味が見つかるのがTwitterの楽しいポイントです。
どうしてLINEだけじゃなく、Twitterも使ってるの?
すでにLINEで家族や友達と交流している子は多いはず。
LINEですでに友達とやり取りできているのに、何でみんなTwitterも使っているのでしょうか。
それは、学校や習い事での知り合い意外とも、Twitterでは交流できてしまうから。
LINEでは、すでに知っている人と友達になる子が多いと思います。
でもTwitterでは、実際に合ったことがない子ともフォローし合って友達になれます。
例えば、Twitterの検索画面で自分の中学校名を入力してみると、『〇〇中1年☆』と言った感じにプロフィールに書いている人が見つかると思います。
そんな感じで、簡単に同じ中学校の先輩後輩を見つけて友達になれるわけです。
中学生がTwitterで複数のアカウントを使い分けるのはなぜ?
友達の中に、Twitterで複数のアカウントを使い分けている子はいませんか?
Twitterでは、1人で2つ以上のアカウントを持つことができます。
だから、実際に知っている友達とだけ交流する『本垢(本アカ)』と、趣味の合う人と情報交換する『趣味垢』と、グチやぼやきをつぶやく『裏垢(裏アカ)』など、数種類のアカウントを使い分けている子が多いです。
Twitterの年齢制限、そもそも中学生は使って大丈夫?
Twitterは、13歳以上の人が利用できるSNSアプリです。
中学1年生でも誕生日がきて13歳になっている子なら利用できます。
ただし、注意が必要です。
iPhoneではTwitterアプリが使えるのは17歳以上
実は、Twitterは13歳から利用できても、iPhoneの場合はTwitterのアプリに【17歳以上】という年齢制限がかけられています。
と思いますよね。
だから、13歳以上だからTwitterは利用できるのに、アプリに年齢制限がかかっているために利用できない、なんてことが起こってしまうんです。
もしスマホの制限でTwitterがインストールできない場合は、お家の人にお願いしてTwitterだけ使えるようにしてもらいましょう。
AndroidのスマホのTwitterアプリは12歳から使用できる
Android版のスマホで利用できるTwitterアプリは12歳以上の年齢制限になっているので、中学生のあなたは問題なくインストールできます。
ただし、Twitterを利用できるのは13歳になってからなので、中学1年生なら誕生日がきてから利用しましょう。
中学生が知っておくべきTwitterの危険性
お家の人や学校の先生が、「Twitterは危険、やらない方がいい!」と言うのには理由があります。
ここからは、中学生のあなたがTwitterを安全に使うために知っておくべき危険性をお話するので、必ず読んでおいてくださいね。
子供を狙う危ない人が潜んでいる
テレビのニュースで「女子中学生がSNSで知り合った男に監禁された」なんてのを聞いたことがありますよね。
この事件のようにTwitterでは、中学生を狙っている悪い大人がたくさんいます。
例えば、
と優しく声をかけてきます。
と年齢や性別など噓をつく大人も大勢います。
今、この文章を読んでいるあなたなら「知らない人に合うわけ、ないじゃん」と思えるかもしれませんが、実際にTwitterで仲良くなっていくと「この人なら大丈夫かな」という気持ちが強くなってしまいます。
「この人なら会っても大丈夫かな」、「この人になら自分の写真を送っても大丈夫かかな」なんて思い始めてしまうのです。
「大丈夫かな」と思う人でも、実は悪いヤツである可能性が高いことを忘れないで下さい。
「中学生でも稼げる副業」は危ない
お小遣いを使い過ぎてしまって、お金に余裕のない人がついつい見てしまう「中学生でもできる副業系」のアカウント。
Twitterでは、
といったアカウントがたくさんあります。
なぜなら、「副業でお金を稼ぐ方法を教えてあげるから、あなただけ特別に2,000円ね」という風にお金を要求してくる人が多いからです。
そんな人は、「2,000円なんてすぐに取り戻せるから」といってきます。
そうやってお金をだまし取る手口があるので、副業系のアカウントには十分注意してください。
子供のTwitterを見る親が急増中
友達の中で、「親がLINEやTwitterを見てくる!」と怒っている子はいませんか?
その友達の親は、どうして中学生にもなる子供のLINEやTwitterを見たがるのでしょうか。
自分の子供が何をやっているのかが気になるのでしょうか。
親が子供のTwitterを見てくるのには理由があります。
それは、先ほどお話したようにTwitterには、まだあなたの知らない危険なことがたくさん潜んでいるからです。
危険な目に巻き込まれて悲しい想いをしてしまうのはあなたです。
あなたがもし、親にいちいちTwitterを監視されるのが嫌なら、そういいましょう。
そして、「Twitterが危険なのは分かっているから、十分注意して使う」「不安なことがあったらすぐに相談する」と親に伝えておきましょう。
親のことをウザがらずに、Twitterでのやり取りもオープンに相談できれば、親もしつこくは聞いてこないはずです。
親は子供のTwitterを制限できてしまう
親が、子供がTwitterを利用することに反対しているにもかかわらず、内緒でTwitterを始めてしまう中学生が多くいます。
それはNGです。
なぜなら、親は簡単に子供のTwitterを制限できてしまうからです。
中学生のあなたが、いくらスマホにロックをかけても親は不思議とパスワードを見破ってきます。
そして、いつの間にかTwitterのアカウントを消されてしまうという悲劇が起こります。
なぜなら、Twitterには「子供が親の同意を得ずにTwitterを始めたので、アカウント停止を申請します」といったアカウント停止申請が行えるからです。
きちんと親に、「どうしてTwitterが必要か」「Twitterを使わないと、どんな不便が起きるのか」をきちんと説得しましょう。
もし親が「Twitterって何?」という状態なら、すこし面倒でも「Twitterとは何か」「使うとどんなメリットがあるのか」など丁寧にレクチャーしてください。
親も、もう中学生になったあなたの言い分が納得できれば、頑なに反対はしません。
安全にTwitterを使えれば、中学生の良きツールとなる
Twitterには危険なことがたくさんあります。
しかし、中学生のあなたでも、Twitterの危険性をきちんと認識すれば、Twitterは中学生生活において大変便利なものになります。
Twitterを使えば、同じ学校の先輩後輩や、同じ趣味の仲間と出会えます。
でもね、もし少しでも不安なことがあれば、親に必ず相談してください。
安全にTwitterを使って、中学生生活を充実させましょう。