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【ママの働き方】子供3人育児と両立できる仕事は?体験談をご紹介!

子供が大きくなってきたので、そろそろママも働きたいなぁと思っている方もいらっしゃいますよね。でも、育児と両立できる仕事って本当にあるの?と悩んでしまう人も多いでしょう。

実は私も、育児と両立できる仕事を探し求めて、パートや派遣社員などを転々としました。そこで、子供3人を子育て中の私の経験をもとに、どんな働き方が育児と両立しやすいかを解説していきます!

お子様の年齢や人数によっても最適な働き方は違ってきますが、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです!

1.大学事務のパートは夏休みあり!育児と両立しやすい仕事です

私の3人の子供は実は三つ子。3人の子供たちが小学2年生になると同時に、大学事務のパートに就きました。

大学事務の仕事内容:
主に事務室受付へ来る学生さんの対応。授業の準備。

勤務日数:
週5日10:00~16:00

給料:
時給900円(何年働いてもUPなし・交通費別)

大学事務パートのメリット①夏休みがある

大学事務に限らず、学校事務の大きなメリットは夏休みがあること。夏休みの期間は、8月中旬から9月中旬までの1ヶ月なので、子供たちの夏休み期間とは少しずれてしまいますが、一緒に過ごせる期間があるっていいですよね!

大学事務パートのメリット②休みが取りやすい

大学事務のパートは主婦が多く働いているので、子供の参観日や懇談会は休みが取りやすいのが大きなメリット。子供が学校で熱を出した場合も、「早く帰ってあげて~」と言い合う職場なので、ママの働きやすさも抜群です。

大学事務パートのデメリット①給与が上がらない

5年働き続けている主婦さんもいらっしゃいましたが、ずっと時給900円のままアップしないとこのこと。さらに週5日勤務ほぼフルタイムで働いても年収80万円程度なので、稼ぎたい!という人には物足りないですよね。

大学事務パートのデメリット②雑用ばかり、仕事が少ない

パートの仕事は雑用ばかりです。30分間コピーし続けたり、学生に配布物を配ったりと、スキルアップが期待できる仕事はできません。また、パートの人数が多すぎて仕事が少ないというのもデメリット。毎日必死に仕事を探すものの、暇なほど辛いことはありません。

2.1ヶ月限定の派遣社員!フルタイム勤務で育児と両立できるかテスト

3人の子供たちが小学3年生の時に、1ヶ月だけの期間限定で派遣社員のフルタイム勤務に就いてみました。

期間限定派遣社員の仕事内容:
正社員の資料作成業務の手伝い

勤務日数:
週5日9:00~17:45

給料:
時給1400円(交通費込み)

期間限定派遣社員のメリット①フルタイムで育児と仕事を両立できるか試せる

いきなりフルタイムで働くのは、「ちゃんと育児と仕事を両立できるかなぁ」と不安なもの。そこで見つけたのが、期間限定の派遣社員の仕事です。1ヶ月の間に家事・育児と仕事の両立ができるかどうか、自分の体力が持つかどうかを試せるのが大きなメリットです。

期間限定派遣社員のメリット②自分に合う職種かどうか見極められる

結婚・出産後は、初めての職種・業種にチャレンジしてみたいと考える人も多いですよね。実は私は理系出身なので、オフィス勤務に憧れがありました。ずっと椅子に座って事務仕事ができるのか試すためにも期間限定の仕事がピッタリでした。

期間限定派遣社員のデメリット:体調不良でも休めない

1ヶ月や3ヶ月など期間限定の派遣社員は、休みが取れないのが最大のデメリットです。限られた時間の中で業務をこなさなければならないので、子供の行事や体調不良でも休めません。実際、私自身が疲労で体調不良になってしまった時も休めませんでした。

3.フルタイムの派遣社員!子供の体調不良が大問題に

1か月間のフルタイム勤務で、なんとなく育児と仕事の両立のコツを掴めたので、本格的にフルタイムで働いてみようと決意!派遣社員3人の子供たちが小学4年生の時にフルタイム派遣社員の仕事に就きました。

仕事内容:
正社員の実験業務補助(理系の研究職)

勤務日数:
週5日8:30~17:00

給料:
時給1400円(交通費込み)

フルタイム派遣社員のメリット①派遣社員に慣れているから働きやすい

派遣先を選ぶなら、派遣社員の扱いに慣れている会社がおすすめ。私が選んだ会社は派遣社員の多い大企業だったので、正社員と派遣社員の仕事の区別がハッキリとついていたので働きやすかったです。例えば、正社員は残業があるけれど派遣社員は定時ピッタリに退社できました。

フルタイム派遣社員のメリット②パートよりも時給が良い

派遣社員は一般的にパート社員よりも時給が良いです。私の勤務先も、派遣社員とパート社員が同じ業務を行っていましたが、派遣社員1,400円、パート社員900円の時給でした。ただし、派遣社員は交通費なし・パート社員は交通費支給という違いもありました。

フルタイム派遣社員のデメリット:子供の体調不良で休みにくい

フルタイムの仕事だと、有給はあっても休みづらいですよね。派遣社員でも、前もって日程の分かっている参観日や懇談会は半休を取れましたが、急な子供の体調不良では休めません。また台風のとき等、子供が休校の時でも休めないのが辛かったです。

4.週3日のパート!在宅勤務も可能で育児と仕事の両立バッチリ

3人の子供たちが小学5年生の時に、週3日または週4日のパート勤務に就きました。大阪市内のオフィス勤務です。

仕事内容:
特許調査(1日中パソコンと向かい合う仕事)

勤務日数:
週3日または週4日10:00~16:00

給料:
時給1,200円→時給1,300円(交通費別)

週3日パートのメリット①育児と仕事が両立できる

フルタイムと違って、週3日勤務だと仕事とプライベートのメリハリがつくので、仕事の休みの日は子供たちにしっかり向き合う!ことができるんです。気持ちの余裕もできるので、育児と仕事を両立するには週3日くらいが丁度良いかなと感じています。

週3日パートのメリット②在宅勤務ができるから体調不良でも安心

最近では、基本出勤で在宅勤務もOKな仕事も増えてきています。私が就いた仕事も基本は出勤ですが、自身の体調不良や子供の体調不良の場合は在宅勤務もできる仕事でした。台風の時も在宅で仕事が進められたので業務が遅れる心配もありませんでした。

週3日パートのデメリット:サービス残業・休日に仕事も

レジや飲食店のパートとは違い、ひとりひとりに納期のある仕事が割り振られているので、勤務内に終わらせられない場合は、夜や土日に作業しなければなりませんでした。もちろん残業代や給与は発生しません。正社員ならともかく、時給制では金銭面で辛いものがありました。

5.完全在宅勤務のフリーランス!仕事と育児の両立に課題も

時間に拘束される時給制の仕事が辛くなり、さらに子供たちとの時間も確保したいと思ったので、子供3人が小学6年生になるタイミングでフリーランスになりました。

仕事内容:
特許調査・Webライター

勤務日数:
1日3時間くらい

給料:
月15万~25万円(業務内容によって大きく幅アリ)

フリーランスのメリット①子供たちを出迎えられる

仕事する時間を自由に決められるのがフリーランスのメリットです。参観日や懇談会への参加はもちろん、学校行事にも積極的に参加できるようになりました。子供たちが学校から帰ってきた時に出迎えてあげられるのも嬉しいポイントです。

フリーランスのメリット②自分のペースで仕事できる

自宅でもカフェでも時間や場所を選んで仕事できるため、満員電車から解放されます。さらに体調不良の時は最低限の仕事だけして休んだり、子供の行事に合わせて作業量を調整したりと自分のペースで仕事できるのが大きなメリットです。

フリーランスのデメリット①在宅勤務=楽ではない

在宅勤務は楽だと思われがちですが、家事・育児と仕事の両立は難しいものです。特に、仕事で集中しようと思っていても子供が騒ぎ出したり、洗濯物を干さないといけなかったりと、思うようには仕事が進みません。在宅勤務によって楽になるどころかストレスになってしまうことも。

フリーランスのデメリット②有給・ボーナスがない

フリーランスで仕事をしていると、有給もボーナスもありません。自分のペースで仕事はできますが、怠けてしまうと給料も少なくなってしまいます。また、有給やボーナスがないので、手を動かし続けなければお金になりません。

自分に合った働き方を見つけよう

私はパートや派遣社員など、子供の成長に合わせて色々な働き方に挑戦してみましたが、結局「フリーランス」が自分に一番合っていました。体調不良の時はゆっくり休めるし、自分のペースで働けるので心に余裕をもって子供に接しられるからです。

こんな私のように、あなたにもピッタリの働き方がきっとあるはずです。子供たちの成長に合わせて、様々な仕事に挑戦してみるのもおすすめ。今の人生は一度きりなので、やりたい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?