小学生の子供が小学校から帰るなりゲームをはじめて、夜も遅くまでずっと続けている。
こんな状態が毎日続くと、母親としては心配になってしまいますよね。
いい加減、外へ出て遊びなさい!
と言いたくなるのではありませんか?
しかし、子供がゲームに熱中することは悪いことばかりではありません。
この記事では、小学5年生の母親で子供と一緒にゲームするのが大好きな私が、小学生の子供と親のゲームとの上手な付き合い方をお話します♪
小学生のゲーム依存症は悪いこと?夢中になれることがあるっていいことだよ
小学生の子供がゲームばかりしている姿を見て、「またゲームばかりかぁ」とあきれてはいませんか?
確かにゲームというと、親からすれば悪!いけないこと!やめさせないと!というイメージを感じてしまいますが、本当にゲームはいけないことでしょうか?
本ばかり読んでいても、本依存症とは言われないし、野球の練習ばかりしていても野球依存症なんて言われません。
本が大好きな小学生もいれば、野球が大好きな小学生もいます。
あなたの子供は、ゲームが大好きな小学生なのです。
ゲームに夢中になっているのです!
それなのに、ゲーム依存症になりそうだ!これはやめさせないと!と親が勝手に怒り出しては、せっかく夢中になれることが見つかった子供が可愛そうな気がします。
たとえゲームばかりであっても、夢中になって取り組めることがあるのって、すごくいいことですよ!
ゲーム依存症の小学生の子供のゲームを取り上げると暴れる!
あなたは、「ゲームはいけないことだ!」「ゲームをやめさせないと!」と思って、小学生の子供のゲームを無理矢理取り上げたりしていませんか?
せっかく子供が夢中になっているゲームを取り上げたら、子供が怒るのは当たり前です。
あなたも、家族や職場の人とやり取りをしているスマートフォンを無理矢理取り上げられたら、怒りますよね。
スマホは生活に必要なものだ!勝手に取り上げるなんて、何考えているんだ!ってね。
あなたの子供も全く同じ心情です。
いえ、むしろもっと傷ついています。
子供は誰でも、自分が好きなことや夢中になっていることを親に共感してもらえると、すごくうれしいですよね。
たとえ小学校高学年の子供でも、親が自分に共感してくれるのは嬉しいものです。
それなのに!それなのに!
自分が夢中になっているゲームを認めてもらえず、勝手に取り上げられるなんて、悲しすぎるではありませんか。
親に認めてもらえずに取り上げられたら、悲しすぎて悲しすぎて、大暴れするのは当たり前です!
まだ暴れるだけましかもしれません。
最悪の場合、生きがいをなくして飛び降りてしまうこともあります。
それだけ、子供が夢中になっているゲームを取り上げるということは恐ろしいことなのです。
小学生の子供がゲーム依存症なら親も一緒にプレイすれば楽しい
小学生の子供がゲーム依存症で心配なら、ゲームを取り上げる以外にどう対策をとったらよいのでしょうか。
それは、親も一緒にゲームをプレイしてしまうことです!
テレビゲームでも、スマホゲームでも、どちらでも構わないのですが、親も子供の気持ちに共感してあげることが大切です。
「このゲームは何が面白いの?」「ユーチューバーのゲーム実況で上手い人いる?」などと、子供の夢中になっていることに話を合わせてあげるのです。
すると、今まで心を閉ざしてきた子供も、徐々に心を開いてくるはずです。
そして、親も小学生の子供と一緒にゲームをできたら、その先は楽しい世界が待っています!
子供は、自分が大好きなゲームについて、親も興味を示してくれると、すごくうれしくなってゲームのことを色々と話してくれるようになります。
すると、親子のコミュニケーションが出来上がります。
さらに一緒にゲームをすることで、親子で共通する目標が生まれます。
たとえば、1位になる!やラスボスを倒す!ということです。
親子で共通の目標に向かうということは、ゲームであっても素晴らしいことです。
たくさんの笑いと気合が入り混じりながら、楽しいゲームの時間を過ごせるはずです。
子供も親と一緒にゲームを楽しんで満足したら、自然に、「今日はこれまでね!また明日ね!」とゲームを切り上げるようになります。
小学生の子供のゲーム依存症が心配なら、親も一緒にゲームで盛り上がりましょう!
小学生の子供がゲームやりすぎを治療する方法
小学生の子供がゲームに依存しすぎて、夜中までゲームをやりすぎて困る!心配!という場合の治療法、それは、親もゲームを大好きになることです。
あなたは、うるさいくらいに「ゲームやめなさい!」「もう寝なさい!」と口やかましく子供に言っていませんか?
親が子供に対してそんな態度だと、子供も「うるさいな」といって、親の目の届かないところに避難してしまいます。
親のイライラを子供ももらってしまって、大好きなゲームも楽しくなくなってしまいます。
そして、子供もムキになって楽しい気持ちも持てないままゲームを続ける、という悪循環に陥ってしまうのです。
そんな悪循環を阻止し、子供のゲーム依存症を治療する方法は、繰り返しますが、親がゲームを好きになることです。
親の方から「ゲームしよう」「あのゲーム教えて」と声をかけるようになると、子供も顔は嫌がりながらも内面は嬉しくなって教えてくれるはずです。
そして、親が自分の好きなゲームを認めてくれた!という満足感を十分に得ることができて、気持ちも前向きになり、ゲームはここまでにしよう。と自分の判断できちんと切り上げることができるようになります。
ゲームに限らず、依存症は気持ちの問題です。
特に小学生の場合は、親に共感してもらえたり、認めてもらえると、気持ちがスッと軽くなります。
すると、親から注意されなくても自分でゲームをする時間の管理もできるようになります。
もちろん、親も「ゲームやめなさい!」と命令口調で言わないことです。
親も子供と一緒になってゲームを楽しむことで、親子の信頼関係が生まれ、ゲーム依存症は自然と治療されていきます。
子供を治療しようとする前に、まずは親が子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
あなたとあなたの子供なら、大丈夫です!
最後に、今度は親の方がゲームにハマりすぎないでくださいね!笑