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10月15日が「化石の日」になった理由・日本古生物学会が制定したよ!

みなさんは、化石って興味ありますか?実は、10月15日に「化石の日」が制定されたのです。

 

今回は、どうして10月15日が化石の日になったのか?「化石の日」が制定された理由を簡単にご説明しますね!

 

どうぶつの森でも価値のある化石!生命の進化や絶滅の謎を解明するカギ

みなさんは、化石というと、ニンテンドーの人気ゲーム「どうぶつの森」でスコップで土を掘り起こして、見つけたらラッキー!という価値のあるものとしてご存知かもしれませんね。

 

「どうぶつの森」では、化石は価値のあるものとして、博物館に寄贈したり、高値で売ることもできますよね。

 

その通り、化石は生命の進化を知るためにも、生命の絶滅理由を知るためにも、とても貴重なものです。

 

日本古生物学会が、10月15日を化石の日と制定した理由

 

10月15日が、「化石の日」になりました。

 

化石の日を決めたのは、日本古生物学会です。

 

日本古生物学会とは、古生物学や古生物に関わる学問分野の進歩や普及を促進するために、昭和10年に創られた学会です。

 

どうして10月15日が、化石の日になったかというと、この日が明治30年にアンモナイトの化石が見つけられたことを発表した日だからなんです。

 

明治30年に北海道でのアンモナイトの化石の発見は、日本の古生物学が発展するきっかけになったのです。

 

だから、10月15日が化石の日になったんですね!

 

ちなみに、明治30年に北海道で発見されたアンモナイトの化石は、「ニッポニテス・ミラビリス」という名前です。普通のアンモナイトとは異なり、変な形をしていることから「異常巻アンモナイト」として有名です。

近年の日本では、化石の愛好者さんも増え、化石の発見数も増えてきていることから、さらなる古生物学の発展の期待をこめて、「化石の日」が制定されたようです。

 

化石を発見して調べることは、過去に生物がどのように絶滅してしまったか、生物の絶滅によって環境にどのような影響が出たのかを知るためにも重要です。

 

これから日本古生物学会は、10月15日の化石の日を基本として、化石の発掘イベントなどの催し物を企画して、みなさんにもっと古生物学に興味をもってもらう取り組みに力を入れていきます。

 

10月15日を化石の日としたことで、子供向けの化石や恐竜などのイベントも増えていきそうですね!

 

10月第2週末は国際化石の日だよ

2017年10月15日16日は、国際化石の日でした。

 

全ての人が化石を楽しむ日として制定された国際化石の日は、全国の博物館や大学で、化石に接する機会のあるイベントが開催されました。

 

国際化石の日は、10月第2週末に設定されているので、2018年は10月13日14日ですね。

 

日本各地の化石イベントが楽しみですね!

 

夕日寺健民自然園「化石の広場」で化石発掘体験ができる

石川県金沢市にある夕日寺健民自然園では、「化石の広場」という場所があり、広場内で貝などの化石を掘ることができるのです。

 

数百年前、夕陽寺の一帯は海だったので、貝殻の化石が多く発掘できるのです。今まで、数々の種類の化石が掘られてきましたが、まだまだ新種の化石を発掘するチャンスもありますよ!

 

でも、一人でいきなり化石の発掘といっても、どうしたらいいか分からない!という方も多いはず。夕日寺健民自然園では、子供・親子・大人向けの化石発掘イベントも開催されています。

例えば、2018年7月には、夕日寺里山楽習塾というイベントが開催されました。私のように化石発掘初心者の人でも気軽に参加できる化石発掘イベントがあると、大変心強いですよね!

 

夕日寺里山楽習塾は、集合から解散まで2時間程度の短時間のイベントなので、気軽に参加できるところもうれしいです。詳しくは、「いしかわ自然学校」さんのHPをご覧ください。