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小学生へのプログラミング教育で大切なこと・親が家庭できること

小学校もプログラミング教育が始まりますよね。しかし、小学生へのプログラミング教育がなぜ必要なのか、疑問に思いませんか?

 

実は、プログラミング教育といってもプログラミング言語を勉強するわけではなくて、「プログラミング的思考」つまり、創造力と論理的思考力を養うのが目的なのです。

 

創造力と論理的思考を養うとはどういうことなのか、そして、プログラミング教育に向けて、家庭では親が何をできるかを考えていきましょう。

 

小学生のプログラミング教材「スクラッチ」

 

小学生へのプログラミング教材といえば、「スクラッチ(Scratch)」が有名ですよね。

 

スクラッチは、「前へ進む」「見た目を変える」などの指示を書いたブロックをつなげていくことで、可愛いキャラクターに、自分の想い通りの動きをさせることのできる子供向けのプログラミングソフトです。

 

簡単なRPG(ロールプレイングゲーム)も作ることができるので、夢中になる子供たちも多いようです。

 

しかし、子供向けのプログラミングソフトを使えるようになったからといって、それが仕事に結びつくの?と疑問に思いませんか?

 

実は私も、「スクラッチでゲームが作れた!すごいっ!でも、その先は?」と疑問に感じていました。そこで、小学5年生の三つ子の子供がいる私が、小学校でのプログラミング教育について、調べてみました。

 

小学生へのプログラミング教育とは?

 

小学校で行うプログラミング教育は、いきなりプログラミング言語を学ぶことではありません。もちろん、子供向けのプログラミングソフトであるスクラッチの操作ができることが目標でもありません。

 

小学生へのプログラミング教育の目標は、ざっくりいうと以下の通りなのです。

 

自分がひらめいたアイディアで、作品を創ること
自分の思い通りに、モノを動かすこと
自分で試行錯誤をするという実体験を積み重ねること
みんなでコミュニケーションをとって問題を解決すること

 

以上のように、子供たちの創造性やコミュニケーション力を養う教育に重きが置かれているのが、小学生へのプログラミング教育です。

 

小学生対象のプログラミング教室

 

小学校でのプログラミング教育に先駆けて、多くの塾やアフタースクールが「プログラミング教室」を開講していますよね。子供たちがたくさん集まるプログラミング教室ならではの特徴をみていきましょう。

 

プログラミング教室が小学生対象に行っているプログラミングの学習は、以下のようなカリキュラムです。

 

子供たちが複数でグループになって、一つの作品を創る
みんなの前で発表する
自分以外の人から、アドバイスをもらうことができる
作品発表会では、子供たちがリーダーとなってイベントを進行させることもある

 

このように、現在開講中のプログラミングスクールでも、プログラミングを学ぶことを通して、コミュニケーション能力や創造力、論理的な思考を養うことが可能です。

 

現在では、塾に通う必要のあるプログラミング教育が、義務教育の小学校でも受けられるとなると、親としては期待してしまいますよね。

 

コミュニケーションが苦手な子もチャンス

プログラミング教育の目的のひとつに、「コミュニケーション能力を養う」とありますが、コミュニケーションが苦手な子にも大きなチャンスがあります。

 

楽しくプログラミングをしているうちに、いつの間にか友達と話せるようになる
夢中になってみんなで試行錯誤しているうちに仲間意識が芽生える
人前で発表する機会が増える

 

このように、普段は緊張してしまって上手くコミュニケーションが取れない子も、楽しみながらプログラミングを学ぶことで、いつの間にか友達が作れてしまうこともあります。

 

人とコミュニケーションをとりたくない子にもチャンス

実は、人とのコミュニケーションが苦手を通り越して、ストレスに感じてしまう子供も少なくありません。人とのコミュニケーションがストレスになってしまう子供でも、コンピュータ相手だとストレスなくコミュニケーション能力を高めることができます

 

コンピュータは人間のようにアドリブがききません。上手く適切に指示を与えないと、動いてくれません。このような頭の硬いコンピュータに、自分が思い描く動きをさせるために試行錯誤しているうちに、子供たちは「相手にわかるように指示を与える」というコミュニケーション能力を身につけます

 

相手にわかりやすいように伝える、というのはコミュニケーションの基本ですよね。人とのコミュニケーションに緊張してしまう子供でも、まずはコンピュータと向き合うことで、意思疎通の難しさや楽しさを学ぶことができるのです。

 

では、小学校でのプログラミング教育が始まる前に、家庭ではどのようなことができるでしょうか。

 

家庭でできるプログラミング教育

プログラミングなんてやったことないよ!という保護者の方でもプログラミング教育へ向けての準備は簡単にすることができます。子供たちのやりたいことをさせてあげればよいのです!

 

例えば、小学生の子供ですとyoutubeを観ている子も多いはず。観ているだけでなく、自分でもyoutube動画を作りたい!という子供もいらっしゃるかもしれませんね。

 

チャンスです!プログラミングを始める際に大切なのは、「コンピュータって楽しい!面白い!」と思うことなのです。Youtubeが好きな子供なら、動画を撮ってデジタル作品を創ってみるのも良いですね。

 

スマホやビデオカメラで好きな動画を撮影する
編集ソフトを使って、短い番組を作る
Youtubeっぽく、音楽や字幕を入れてみる

 

以上のような簡単な作業で、「コンピュータは楽しい!面白い!」という経験を子供たちができるのです。

 

大切なのは、どの作業をどの順番で行うと上手く作品を創ることができるのか、ということを考えることです。動画作成の例では、動画をカットする作業が先か、音楽を付け加えるのが先か、ということを考えることですね。

 

自分の力で一つの作品を創り出すことは大変なこともあるけれど、どうすれば自分の想い通りに上手くいくか、ということを考えながら作業を行うので、想像力と論理的思考が養われる素敵な創作活動です。

 

マイクラ好きなら自宅でマイクラプログラミング

 

マインクラフト(マイクラ)が好きな子供たちにおすすめしたいのが、マインクラフトを利用したプログラミング講座の「マイクラッチ」です。マイクラッチはオンラインで学べる通信教育です。

 

マイクラッチでは、実際にパソコンでマインクラフトのゲームをしながらプログラミングを学ぶことができるので、遊び感覚で楽しめるんですよ!

 

詳しくは、「自宅で受講できる通信教育のマイクラ・プログラミング教室が楽しい!」の記事でご紹介していますが、マイクラのブロックをプログラミングによって置いていくと、手間のかかる豪邸も数秒で作れてしまうのです。

 

私と子供たちもマイクラッチコースを受講していますが、動画解説もついているので、プログラミング初心者でもすんなりと始めることができました。マインクラフトが好きなら、マイクラのプログラミングにまずは挑戦してみてくださいね!

 

私の子供たちも、マイクラで遊びながら、パソコンもプログラミングも覚えています!

↓ マイクラ好きなら、ぜひご検討ください♪