皆さんの中には、ご自分のお子さまの繊細過ぎる性格が気になってしまうという方がいらっしゃるかもしれませんね。
「繊細過ぎる性格」って、人を傷つけてしまうような悪い性格ではないけれど、やっぱり「このままでいいのかな」って思ってしまいませんか?
この記事では、繊細過ぎる性格の子供たちとどのように向き合っていけばよいのか、ママは何をしてあげたらよいか、を考えていきましょう。
繊細な性格の母親よりも繊細すぎる子供
私は、小学4年生の三つ子を育てているママです。
実は、私自身も繊細な性格なのです。
自分の周りにいる人が不機嫌だったら、ものすごくしんどくなってしまいます。
しかし、小学生の私の息子は、私よりもずっとずっと繊細です。
私の繊細レベルが1だとしたら、息子は100でも1000でもあります。
息子には、のんびりと過ごしたらいいんじゃない、と思いながらも、こんなに繊細すぎる性格だったら、これからどんどんしんどくなってしまうのでは、と心配もしています。
繊細すぎる性格を活かす子育てが必要
誰でも思春期は色んなことで悩みますよね。
繊細過ぎる性格の子は、思春期ではいっぱいいっぱい悩むと思います。
たくさん悩んだ後に、上手く自分の生き方を見つけられれば良いのですが、悩みが解決しないまま大人になってしまうと、もっと傷つくことが増えてしまう可能性があります。
私は、子供が大人になるまでに、多くのことで悩んで落ち込んだ時、自分や周囲の人の力を借りて、上手く自分の生き方を見つけてほしいと願っています。
中には、「繊細過ぎる性格を治すべき」という考えもあり、書店では多くの本が並んでいます。
「メンタルを強くする方法」、「敏感すぎる性格を治す方法」など、今の自分を変えるための自己啓発本が多く見られます。
しかし私は、母親が繊細すぎる子の性格をムキになって変えようとする必要はないと考えています。
もちろん、本人が繊細すぎる性格を変えたいと望んだら、協力してあげるべきです。
私は、子供のころから「繊細すぎる性格を、心が強くなるように鍛えよう!」と頑張るよりも、繊細過ぎる性格を活かす子育ての仕方が必要かな、と考えています。
繊細すぎる性格を活かすには、子供を褒めてあげること
では、繊細すぎる性格を活かすために、母親ができることはどのようなことでしょうか。
たくさん褒めて自信をつけさせてあげる
やはり、母親として大切なことは、子供をたくさん褒めてあげることです。
わかってはいても、ママもしんどい時があるので、褒めることを忘れてしまうこともありますよね。
しかし、繊細すぎる性格の子は、ママに褒めてもらうことが大好きです。
繊細すぎる性格の子は、それだけママの愛情をたくさん受け取ることができるからです。
優しい性格を褒めてあげる
繊細すぎる子は、ママが疲れている時や体調が悪い時にすぐ気づいてくれませんか?
辛そうなママに対して、「大丈夫?」と声をかけてくれる時もあるはずです。
そんなときは、「ありがとう」と我が子の優しさを褒めてあげてください。
ママがどんどん褒めてあげることで、子供は優しい人に育っていくはずです。
思いやりのある性格を褒めてあげる
例えば、兄弟がこけてしまって泣いている時、繊細な子は相手の痛みや悲しみにすぐに気づきます。
ヨシヨシしてあげたり、声をかけてあげるときもあるでしょう。
思いやりがあって、優しい性格の子を褒めてあげましょう。
子供は、他人の気持ちも考えられる思いやりのある人になるはずです。
小さいことに気付いたら褒めてあげる
繊細な子は、ママがちょっと化粧品を買えただけでも、見た目や香りで気づくことがあります。
ママのちょっとした変化に気付いたら、「よくわかったね~」とほほ笑んであげましょう。
すると、色々なことにアンテナを張って、たくさんのことに気付ける人になるはずです。
一緒にいて心地よいな、と伝えてあげる
繊細すぎる性格の子は、落ち着いているときは、すごくのほほんっと穏やかに過ごしていませんか?
私は、穏やかな性格の息子とのんびりと過ごすのが大好きです。
2人の時は、いつも「楽しいね」と、一緒にいて心地よいことを伝えています。
すると子供は、自分の存在を認めることができます。
繊細すぎる性格を活かすために母親ができること
以上のように、繊細過ぎる性格の子供に母親としてできること、それは褒めてあげることだと考えています。
繊細過ぎる性格だからこそ、ママの愛情をたくさん受け取ることができます。
他人の嬉しさや悲しみに共感してあげることができます。
繊細過ぎる性格も、長所はたくさんあるのです。
子供の繊細過ぎる性格を活かしてあげられるように、たくさん愛情をおくってあげましょう。
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